Googleが、7月20日に世界的に不自然リンクへの警告を実施したそうですが、その詳細が、マットカッツ氏によって明らかにされました。
- これまでの警告とは異なり、手動ではなく、アルゴリズムで一括処理している
- これまでの完全ブラックなSEOではないものであっても、不自然だとGoogleが認識しているリンクがある場合には、全て警告を発している。つまり、現時点では、Google的ブラックハットSEO認定されない、無罪(グレーゾーン)のケースも含まれている
- この時点では、再審査リクエストも不要。つまり、順位へのペナルティのない警告が含まれる
という感じ。
ブラックハットSEOを意図していないもので、純粋にサービスのことを考えてのリンクであっても、Googleのアルゴリズム上、不自然だと判断されているものにも警告が発せられているという状態ですね。
範囲を拡大することで、確実に黒ではないけれども、限りなくグレーな手法を採用しているウェブマスターに対して脅しをかける意味であり、本質的には、純粋にサービスのことを考えてのリンクしか行っていないウェブマスターは気にする必要はないというものの、Googleが常に正しい処理をするという保証はどこにもないわけで、いつかの段階から、今回の警告対象となっているウェブサイトに対してペナルティが実行されないとは限らない以上、何らかの対応をしなくてはいけないということになります。
特に日本は、Google独占(独裁?)の検索市場。少々、混沌としてきましたね。
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