読書メモ「東京の副知事になってみたら(猪瀬 直樹著)」

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Twitterでよく猪瀬直樹さんがRTしているので、彼の著書、東京の副知事になってみたらを読んでみました。

文章自体は、さすが、読みやすく、分かりやすく、さくっと読める一冊。

小泉内閣時代に道路公団民営化に尽力し、2007年以降は、石原慎太郎東京都知事の元、副知事を務めているわけですが、副知事の目線から、東京都で行っているさまざまな改革や政策について、あるいは、民主党の道路に関する政策の矛盾の指摘から、国がだめなら、東京都から変えていかなければ、といった主張を8つの章で書いておられます。

道路に関しては、小泉内閣時代にかなりどっぷりだったこともあり、主張にも読み応えがあります。民主党の高速道路無料化は、ずいぶん批判を受けていたと思いますが、その具体的な理由などを分かりやすく解説されています。

彼の政策のポリシーとして、一貫して「作家の目線でできること」といった視点があり、本業の強みを生かした政治行政という点では、東国原さんのポリシーと、重なる部分が多分にありました。

さて、僕自身、もう長いこと東京都民ですが、実際に東京都がどのような行政を行っているのかは、正直ほとんど知りませんが、本書で紹介されている東京都主導で、水道のシステムを世界に売り込む「水ビジネス」のくだりなんかは、非常に興味深いものがありました。確かに、水アピールしてましたね。都庁で水道水入れたペットボトルを売ってるとかそういうレベルの話でしかしりませんでしたが......。

その一方で、普通に生活しているだけでは、何をやっているのか、あまり伝わってこない地方行政については、もっともっと、行政側が主体的に情報を発信してしかるべきだろうなぁとも感じます。都政の中で、みんなが普通に知っているのって、東京マラソンとオリンピック誘致ぐらいのもんですし。

地方分権を進めるにあたっては、もっと市民を巻き込んで行く必要があるのでしょうね。

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