読書メモ「企業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと(磯崎哲也著)」

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iSOLOGUEの磯崎さん著の起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと。なんかで紹介されていて、なんとなく購入したまま、これも半年以上放置していたような気がしますが、在庫一斉読書週間のため、とりあえず読んでみました。

本書は、いわゆるベンチャーを起業する人向けの指南書のような体裁です。タイトルにファイナンスとあるように、ベンチャーの中でも、資金調査の必要な類のベンチャーに向けた内容であるのが特徴です。

全体の構成としては、ベンチャー企業の概念や、株式での資金調達の必要性の説明から入り、具体的な起業の仕方、それこそ事業計画の書き方などの具体的な内容 にまで触れ、企業価値の評価方法や、ストックオプションの活用法、資本政策の作り方、投資家との交渉の仕方など、起業家目線で、ベンチャー設立から資金獲得まで、あるいはその先までを見据えた計画づくりなどについて、具体的な手順や、ロジックを紹介してあります。

難しい内容とはうらはらに、平易な文体で、具体的な事例や想定されるトラブルなどを交えて話が進みますので、非常に読みやすいです。

上述のように、「資金調達が必要なベンチャー向け」であり、上場を視野に入れた起業を考えている人向けですので、正直、自分には全く実務的に関係のない話ばかりではありまして、かなり読み飛ばしたわけですが、起業家目線で具体的に手順を追って話が進むという点、ロールプレイング的な感覚を得られる点で、読み物としては、とても面白かったです。知らない世界を知るというのは、どんなものでも楽しいもんで。

実際に、(本書でターゲットにしている資金調達の必要な)ベンチャーを起業する方が、ここに書かれているすべてを、一から十まで自分自身でやるわけではないわけでしょうが、どういったタイミングで何が必要なのか、どういう人材が必要なのか、どの位前から、どういったことを考えないといけないのか、準備しないといけないのかといった一連の流れが、丁寧に書いてありますので、未知の世界に飛び込もうとするベンチャー起業を志す方なら、持っておいて損はないでしょう。

ちなみに、330ページほどある分厚い本で、ガッツリ読もうとすると、相当時間かかります。

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