読書メモ「日本改革宣言(東国原英夫著)」

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東国原英夫さんの日本改革宣言を読んだ。コンビニ書籍らしく、Amazonでは手に入らなかったので、何軒かコンビニをめぐって、ファミリーマートでようやく発見。

日本改革宣言というタイトルから、今彼が考える今の日本を変えるための政策的な話が中心なのかと思っていたのだけれど、半分以上は、宮崎県知事時代の実際に行ってきた政策や行動の数々の記述が中心のようでした。

今後の日本に対する政策提言については、非常に大きな枠で語られている程度。ようは、地方分権を推進し、また官僚組織と政治の癒着を無くしていかなければいけないというもの。具体的にそれらを進めるための細かなアイデアにまでは落としこまれていないですし、本書の焦点はそこではないようでした。

一方、県知事時代の記述については、かなり読み応えがありました。ニュース報道で見る程度の情報しかもっていなかったのですが、彼が何を考え、どのように行動してきたのかが、よく分かります。

鳥インフルエンザや口蹄疫問題の対応は、当時、リアルタイムにTwitterなどで発言を見てもいましたが、国、法律とのしがらみの中で、県知事として出来ることの限界などについて実感したと言う点については、なるほどなぁと思うばかり。また、それらの実体験から語られる地方分権や官僚組織の改革の必要性などは、説得力があります。

「芸人上がり」として揶揄されがちなトップセールスについても、確固たる信念の元に行われていたとのことで、それらの背景や結果からは、リーダーとしてのあり方などについて参考になる部分も多かったです。

ちなみに、先日の都知事選では、現職石原知事の牙城を崩すことはできなかったわけですが、本書を読む限りは、ほとんど意識は国政に向いているように感じます。なぜ都知事選に打って出たのかは、タイミング的な問題も含め、いろいろあるでしょうが、意識としては、やはり国政に向いているはずです。タイトルが「日本改革宣言」ですしね。

自民党への「総裁候補として」発言などから、ただの野心家として捉えられがちですが、実際には、非常に真摯に政治に取り組んでいると感じますし、何よりも、卓越した行動力がありますから、今後、どういう方向で政治に携わるのかは分かりませんが、応援したい政治家の一人だと、改めて感じました。

ちなみに、随分昔によんだ、別の著書、芸人学生、知事になる (じっぴコンパクト) も読み物としてはとても面白いです。




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