↓ですって。
……SEO対策会社『SEO会社』Google検索1位表示達成! ttp://japan.cnet.com/release/10477631/
リリースを抜粋すると
SEO対策の専門会社である……が『SEO会社』Google検索にて1位表示いたしました。■実証例1:『SEO会社』 Google検索 1位■実証例2:『ティファニー販売』Google検索 1位 Yahoo!検索 1位■実証例3:『アディダス販売』 Google検索 1位 Yahoo!検索 1位※クライアント様の守秘義務により3サイトのみ抜粋。
とのことですが。
ちょろっとコーポレートサイトへの被リンクを見ただけでも、
ティファニー ttp://tiffany.shop-pro.jp/
インテリア雑貨 ttp://www.sbase.jp/
白ロム ttp://phile-mobile.com/
とかありまして。
前者2つは、フォーマットの同じテンプレートサイトですし(作り方もトップページにwikiなどの関連テキストをコピペして、後は商品ページを大量生成。ま、それ自体は別にいいですが)、結局、サテライトサイトのフッターリンクから主要キーワードへリンクを行っています。別にこれ自体もなんら問題ないです。自社のサイト間での相互リンクはごくごく定番です。フッターには、全てコーポレートサイトへのリンクが含まれているようです。
プレスリリースには「クライアント様の守秘義務により3サイトのみ抜粋。」と書いてありましたが、そのキーワード、ティファニーやアディダスも、自社関連サイトのものなんでしょうかね。クライアントのものではなく? 表示されている会社名は違うみたいですけれども。逆に、顧客のものだとしたら、顧客サイトを自社のSEOに利用しているということになり、それはそれで問題ですが。
また、今回リリースにて言及されていた上位表示ワード「SEO会社」「ティファニー販売」「アディダス販売」は、いずれもコーポレートサイトからもリンクしているようです。これらのキーワードは、コーポレートサイト含むサテライトサイトからの被リンクで成り立っていると思われてもしょうがない。他にも色々対策されてるんでしょうけれど、少なくとも、コーポレートサイト及びサテライトサイトからの被リンクも、当該キーワードでのSEOを目的として行われていると取られても仕方がない。アンカーテキスト的に。
んじゃあ、クライアントに対しても同じ手法を提供するのかというと、コーポレートサイトから、全てのクライアントサイトにリンクを貼りますよ、なんてことができるわけもないわけで、このリリースで挙げられているサンプルの信ぴょう性が、きわめて低いなぁと思いました。ようするに、サービスとして提供できないSEOを使っている(可能性が高い)キーワードでの上位表示をサービスに関するプレスリリースとして出しているというか?
この会社のことは、何も知りませんし、批判するつもりもないですし、またどういうSEOをしているのかもあまり興味ないのですが、こういった発表って、逆にマイナスにならないのかなーと、思いました。という感想でした。
・・・
興味ないと書きましたが、思わずちょろっとググってしまいましたところ、
※修正 被リンク詐欺会社と言われている業者みたいなブログとか(このブログの記事が正しいと断定しているわけではないですよ。こういう記事がありましたというだけ)、こんなプレスリリースとか(削除されてるみたいなのでキャッシュ)……関連検索削除サービス【アルゴセキュリティ】開始!(をキャプチャしたのはこちら http://gyazo.com/a7e471453403e52a3256eb9bda161611.png)が見つかりました。
他のサービス内容も見れば見るほど何か書きたくなってしまったので、見なかったことにします。
ところで、関連検索削除サービスって、Yahoo!さんから名指しでスパム扱いされたやつじゃなかったでしたっけ? ま、いっか。勘違いかな。きっと。
SEO業者さんも今後ますます大変になりますね。
※なお、SEOを生業にされている全ての業者さんに向けた感想ではありませんのであしからず(笑) 語弊なきよう追記。
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