yahoo!検索 Googleエンジン移行後のTDPはどうなる?

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yahoo!検索エンジンのGoogleへの移行がかなり秒読み段階に入ってきました。

非常に不安定、不具合も多いystからGoogleへの移行は、SEOからの集客をマーケティング手段として使っている身、また、ロングテールSEOに重きを置いているサービスを多く抱える身としては、大歓迎なのですが、それはさておき、個人的には、yahoo!のTDPがどうなるかについて注目しています。

TDPとは、トップページダウンペナルティ(TopPage Down Penalty)の略で、トップページを特定のキーワードで最適化しすぎたために、当該キーワードで検索した時の検索結果順位が圏外(1000位に入らない)に追いやられてしまう現象のことを指します。某老舗のSEOサイトさんが命名したように記憶していますが、比較的広まった印象ですね。

yahoo!検索においては、ペナルティは、ドメイン単位ではなく、ページ単位に実行されていますが、極端なSEOを施しているのはトップページに多いためにトップページが対象になることが多いのと、yahoo!検索においては、下層のページよりも、トップページを重視した検索結果を構成しているためにトップページダウンペナルティと呼ばれることが多い、という風に理解しています(これは未確認です。が、下層ページにもペナルティはあると考えた方が自然でしょうね)。

さてさて、TDPからの回復法として、キーワード出現率がどうのとか、巷ではまことしやかな話が出ていたり、回復法自体をコンサルティングすることでお金儲けをされている方もいらっしゃるみたいですが、個人的には懐疑的に見ています。

いずれにしても、yahoo!の場合は、Googleと違って、ペナルティを受けた後の、再審査リクエストの窓口も用意していませんから、一度ペナルティを受けた後の回復は、さらに困難なんですよね。5年ほど前に、ペナルティを受けた後に復活することが出来たサイトを持っていましたが、それも結局、原因や何が有効であったかの検証にまでは至りませんでした。

TDPから回復できずに困っているウェブマスターさん達的には、ystからGoogleエンジンへの切り替えで復活しないか期待する気持も大きくあると思います。

個人的にも、今現在、TDPをくらっているサービスを一つ持っているもので、回復してくれることを切に願ってはいますが、残念ながら状況的には難しいだろうなと予測しています。

その理由を以下に記します。

まず、ystエンジンは、米yahoo!の検索エンジンにも採用されています。search.yahoo.comですね。つまり、エンジンとしては、ヤフージャパンのsearch.yahoo.co.jpと、米yahoo!は同じものを使っているわけです。search.yahoo.comの方で日本語で検索した結果は、同じキーワードでヤフージャパンで検索した結果と、ベースは同じであるはずです。

しかしながら、ヤフージャパンでは、検索結果に対して、独自のフィルターを被せて検索結果を調整しています。

ローカライズ的な部分含め、いろいろな要素があるはずですが、そのひとつに過剰なSEOに対するペナルティフィルターも持っているはずです。

これは、実際に検索してみるとよく分かります。といっても、TDPをくらっているサイトを持っている、あるいは知らなければ確認しようがないですが、実際そういう状況のサイトの、ペナルティを受けているキーワードを検索してみると、ジャパンでは圏外であるサイトが、米ヤフーでは圏内に表示されます(全体的な順位自体は割と変動がありますが)。

さらに、もう少し突っ込んだ調べ方をする場合は、「site:hogehoge(url) トップページで最適化しているキーワード」で検索してみるとよいでしょう。
「site:url」検索をすると、インデックスされているページが検索結果に表示されますが、それに続けて、スペース+キーワードで、そのキーワードで最適化されているページが上位に表示される仕様です。しかしながら、TDPを受けている場合、検索結果最上位に、トップページではなく、下層のページが表示されます。

ジャパンでは最上位に下層ページが表示されるが、米ヤフーではトップページが表示される場合は、確実にヤフージャパンのペナルティが適用されると判断してよいでしょう。

さて、検索エンジンが何に変わろうと、同じフィルターを被せることができるはずです。検索サービス側が、同じフィルターを採用するという判断をすれば、同じようにペナルティは実行されるでしょうし、また、これまで蓄積してきた悪質(と判断した)サイトへの情報やノウハウを、エンジンの切り替えと共に捨てるとも考えづらいです。

決定的なのは、提携時の発表にて「Yahoo! JAPAN独自の調整を加えながらGoogle の検索サービスをカスタマイズいたします。」と発言していた点です。

TDPを含むヤフージャパン側のフィルターの存在を意味するものであると考えられ、エンジン切り替えによるTDPの消滅への期待感を大きく削ぎます。

TDPをく受けているサイトのウェブマスターの希望的観測的には、トップページを重要視するystエンジンから、下層ページを重要視するGoogleエンジンへの切り替えという点で、これまでと全く同じフィルターを利用できないといった、システム上の問題から、過去の蓄積データを、ある程度クリアせざるを得ないといったことが発生することを祈るばかりですが、どうなるでしょうね。

個人的には期待したいが、予測としては望み薄、というのが今の見解です。どうなるでしょうか。

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http://www.enjoy-com.com/2010/10/yahoogoogletdp.html いくつか疑問点が。。 >yahoo!... 続きを読む

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