2010年5月アーカイブ


営業マンでもなく、こんなに営業だけどっぷりやりようもないので、自分にはあまり役には立たず。

新人営業さんの心構えとかを説く分には、良い教材じゃないですかね。
ただ、こういう営業が出来る分野も限られているかなぁという印象。

  • まずは「自分のこと」を伝える。
    • 短めの自己紹介
    • 何をしているか、何ができるか、何を目指しているか
  • 「今」こんな自分を必要としているのか?を問う
    • 「今」必要かどうかなので、断られることがなくなる
    • 「今すぐ客」と「後から客」を見極める
  • 「後から客」を多く確保することが重要
    • 後から客を育てる
    • 常に、自分の名前が、後から客の目に触れている状態にする
  • 「後から客」への営業 アイスブレイク
    • 簡単に答えられる質問から始める
    • 他の営業マンに関する不満を聞く
    • 商品に関する不満を聞く
  • クロージング
    • 問題、障壁、分からない点を一つずつ聞き出す
    • 一つずつ、一緒に解決する
    • 断る理由を全て潰すと自然にクロージング


借りっぱなしで数カ月放置してしまったブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する を今さら読んだので、これも超簡潔にまとめ。というか、自分にしか分からない備忘録メモです。

  • ブルーオーシャン戦略とは
    • それまでにない、新しいマーケットを作り出す
    • 競争のない世界を創生する
    • 競合との競争から抜け出す、競争を無意味なものにする
    • 新しい需要を掘り起こす
    • 価値を高め、コストを押し下げる
  • ブルーオーシャンを切り開くためのツール
    • アクションマトリクス
      • 既存のサービス、商品、製品から、「増やす」「付け加える」「取り除く」「減らす」ポイントを明確化
    • 戦略キャンパス
      • 製品、サービスについて訴求するポイントを既存(レッドオーシャン)と比較し、差別化
      • 優れた戦略にはかならずメリハリがあり、戦略プロフィール・価値曲線に鮮明に表れる
  • 市場の境界の引き直し
    • 代替産業に目を向ける
    • 業界内の他の戦略グループから学ぶ
    • 買い手(グループ)に目を向ける
    • 補完財や保管サービス(代替商品ではない)を見渡す
  • ブルーオーシャン戦略策定手順
    1. 買い手にとっての効能
    2. 価格
    3. コスト
    4. 実現への手立て
    5. 商用に耐えうるブルーオーシャンアイデア
  • 効能の見極め方
    • 顧客経験の6サイクルを見渡す
      1. 購入(探す時間、販売場所の立地、安心感、必要性)
      2. 納品(納品期間、設置の手間)
      3. 使用(難易度、保管方法、機能や特徴)
      4. 併用(他のサービスが必要か、必要な場合はコストは、入手法は)
      5. 保守管理(メンテナンスの外部委託は必要か、管理コスト)
      6. 廃棄(廃材がでるか、楽に廃棄できるか、廃棄コスト)
  • 戦略価格の設定
    • 顧客の密集する価格帯を見極める
    • 密集する価格帯の範囲の中間から下限に設定する
  • 導入コスト
    • 利害関係者の三グループ「従業員」「事業パートナー」「消費者」の理解を得る
  • 実現
    • ティッピングポイントリーダーシップ
      • 影響力の大きな要因に着目
        • 意識のハードル
        • 政治的なハードル
          • 経営そうからアドバイザーを得る
        • 士気のハードル
          • 中心人物に接近する
          • 中心人物を「金魚蜂」に入れる
          • 再分化を通じて組織の自己変革を促す
        • 経営資源のハードル
          • 非重点領域から経営資源を引き上げる
          • 重点領域に経営資源を振り向ける
          • 経営資源を交換する
  • 実行を見据えたプロセス
    • とにかく「公正なプロセス」が重要
      • 公正なプロセスとは
        • 関与
        • 説明
        • 明快な期待内容

本書はこちら。


レバレッジ人脈術を読みました。簡単にメモ。


  • 人脈なしでは成功出来る人はいない
  • 人脈とは「誰を知っているか」ではなく、「誰に知られているか」
  • それには、ギブアンドテイクでも、ギブアンドギブでもなく「コントリビューション(貢献)」が重要
  • 「レバレッジ」=「自分だけが得する」という意識は捨てないといけない
  • 人脈づくりのタブー
    • 名前も言わずにお願い
    • 相手の都合を考えないアプローチ
    • 自分の話ばかりする
    • 意味をなさない、紹介
    • お願いばかり
    • メンターになることを依頼
  • コントリビューションのレベル
    1. 情報提供
    2. 少額有用なプレゼント
    3. ノウハウやアドバイスの提供
    4. コネクト(相手の役に立つ人やクライアント、メディアの紹介)
  • 「会いたい」と思われる人になるための条件
    • 常にインプットする
    • 魅力的なプロフィールを用意する
    • 常に情報発信を心がける
      • パーソナルブランディング
      • 究極のパーソナルブランディングは出版
  • 人脈作りにおいて優先すること
    • 「有名人に会う」ではなく、「会いたい人に会う」
    • 初めは1:1で会う。良く知ってから、1:多、多:多に移行する(紹介)
    • 1:1で会うまでには、相手のことを調べつくす
      • 会ってからの自己紹介なんてお互い無駄
  • 紹介したくなる人の条件
    • 紹介を頼まない
    • コントリビューションベースの関係である
    • 相性があう
    • やりたいことが明確
    • マインドの温度差がない

以降、後半ははしょります。

人脈作りにおける「コントリビューション」というキーワード。本書にも書いてありましたが、自分にとって具体的にプラスになる何かを求める前提での人脈作りって、それを意識すればするほど、うまく行かないもんですよね。

あとは、やりたいことを、第三者に見える化する形で、常に明確にしておくというのは、非常に重要だなと思いましたし、これは、意識的にやっていかんとなぁと再確認した次第。


本書はこちら。



先日、自社媒体のインタビューでお会いする機会がありました佐々木俊尚さんの2010年最新ネットマーケティングセミナーに、昨日参加してきました。

まったくまとまってないですが、備忘録がてら簡単にメモ。

今日の話
  • 今現在の話ではなく、5年後、10年後のソーシャルメディアを中心としたネットマーケティングについて話をしたい

パッケージVSコンテキスト
  • コンテキストの消費は90年代の理念として掲げられていた
  • 2000年代後半になって、ブログ、ツイッターなどで実現され始めている

パッケージ消費
  • 一方、ランキング、タレントイメージ、テレビCM、店頭位置、ブランド記号などによって表現される「記号消費」「パッケージ消費」
  • これが当然のようになされる時代が崩壊した。
  • それは、不況で物理的に難しくなり、誰もが背伸びしなくなったため
  • ものを買うことで目的を実現するのではなく、何かをすることで目的を実現しようとする風潮へ

コンテキスト消費
  • マスメディアや企業からの一方的なパッケージ消費を受け入れなくなり、「なぜその商品を今買うべきか」をコンテキストから判断するようになりつつある時代
  • 記号消費=背伸び消費
  • 背伸び消費は消滅
  • 高級ブランドは元の世界へ帰っていく
  • 自分を物で語る人は今や少数派

消費の変動
  • 企業は商品を生み出す
  • ソーシャルメディアはコンテキストを生み出す
  • ソーシャル消費時代への突入
  • 田舎は別だが、都市部ではこうなっている
  • 商品とコンテキストが一体化して「場」を形成している

場とは?
  • マスメディア=大河
  • ソーシャルメディア=スワンプ(湿地帯)的流路
  • スワンプは様々な水路が入り組んでいる、どこの水がどこから流れているかというのを俯瞰して見ることが難しい。
  • 方向性も見極められない。

Curation
  • 最近意図的に良く使っている言葉「Curation」
  • 情報を収集、選別、意味づけ、共有すること。

現在の「情報」流通
  • 需給バランスが崩れている。
  • 以前は供給過多であった
  • 需要する方は、与えられる情報を組まなく読みつくす
  • それでも情報が足りなかった
  • 読む本がない、と言った状態も
  • しかし、現在では供給が1000倍、1万倍にも増えていて、需要過多

Curation Journalism
  • 一次発信よりも選別が重視される世界の仕事
  • 素晴らしい記事でも、既に供給過多のため、その選別作業の方が受け手の側から見ると価値がある
  • Curatorという存在

Curatorの未来
  • Curatorという存在の未来はどうなのか、佐々木さんは意図的に実験中
  • 特にマネタイズの部分
  • 現在、600のRSSフィード、毎日2000位の記事をRSSで取得し、50-100位は読み、20-30位はちゃんと読みつつ、自分なりの意味づけ、Curationをした上で、twitterなどにも放流

Curatorはなぜ個人である必要があるのか?
  • 広告代理店や新聞、雑誌社がやればいいのか?いやちがう。
  • 情報の真偽は見分けづらいが、人の信頼度は可視化されやすい
  • 玉石混交の中からの情報取捨選別が重要⇒10年たって分かることは、これは幻想にすぎない
  • 一次情報の真偽の判断は難しいが、信頼できる人からの情報かどうか、は分かる
  • 人間の信頼性=過去のアーカイブから判断しやすい
  • 玉を見極める力は、ソーシャルメディアでCuratorが提供してくれている
  • Curationは、商品情報にコンテキストを付与する

次の課題
  • facebookはユーザー4億に対して、売上5億ドル
  • 一人頭100円にしか満たない
  • mixiは2000万人程度で約130億円
  • SNSは2種類ある
  • つながり思考メディア facebook
  • 情報思考メディア myspace
  • つながり思考メディアであるソーシャルメディアはマネタイズしづらいメディア
  • 情報思考メディアとどう融合するか?が課題

購買意欲。生成と収穫
  • 従来のメディアは、購買意欲の生成と収穫を垂直統合し、完結していた
  • 一方現在、「生成/ソーシャルメディア」⇒「収穫/検索エンジン」という構図
  • インターネットの世界は一つずつのパーツがばらばらに切り分けられ、生成と収穫が別々になっていて、垂直統合されない!
  • だからソーシャルメディアはもうからない。
  • 垂直統合するにはどうしたら良いのか?生成場所で収穫できれば一番いいが

生成場所で収穫できないの?
  • ネットにはクリエイティブがない。
  • コンテキストに乗って楽しめるかどうか
  • 場を共有して楽しむエンタテイメント
  • 若者に、何が面白い?と聞くと、作品タイトルではなく、場やジャンルを答える
  • 楽しみが、コンテンツ単体ではなく、場とかそういうものに変わってきている
  • その先にどのようなクリエイティブが生まれるのか?
  • appleのiAd。「検索ではない。アプリがパッションをもたらすのだ」モバイル広告は検索がメインになっているのはおかしい。マッチングしかしていない。そこにクリエイティブがあり、それによってエモーションを起こすのが以前の状態テレビCMに戻る必要はないが、ネット広告もそこに戻っていかないとダメだ。という話で生まれたのがiAd。
  • 検索広告ではなくアプリケーションとして広告を提供できる。
  • バナー広告違い、ページを遷移しない、そのウィンドウの中で完結するモデルに持っていきたい。
  • クリエイティブは、ipadのようなタブレットデバイスから生まれてくる可能性があるんじゃないか。

それは、ネット広告にBrand Advertisingをもたらすか?
  • ここまでくれば、ネット広告は、マスメディア広告を凌駕するのではないか?


というざっくりした^^;予測を発言されて、予め用意されていたアジェンダは終了しました。
興味深かったのはCuration  Journalismという言葉。

行為自体は、ブログが一般的に成り始めたころから存在することでして、いわゆる、ネット上のニュースや記事をURL挙げつつ転載して、一言二言自分なりのコメント、見解を書いて、第三者に共有する、というようなことと同じ。

ブログを更新する、という行為自体を目的としている人には、とても手っ取り早く楽な更新方法でもありますけれど、情報過多なコンテキスト消費の時代においては、そういった行為自体が重宝がられるし、その積み重ね自体が、ジャーナリズムとして成り立ち始めているというお話でした。

佐々木さんって、毎朝大量にツイートされていますけれど、意図的な実験の意味も含めての行動だったんですね。

あと、的を射た表現だなぁと感心したのが、ソーシャルメディアとは「スワンプ的流路」であるという言葉。
腹に落ちる表現でした。

さて、その後の質疑応答で気になった話のメモを3点。これまたまとまり無しメモ。

ほりえもんしかり、メルマガの可能性って?
  • 広告マーケティングというか、インターネットにおけるスモールビジネスの話だと思う
  • 音楽、本が売れなくなってきた。では情報発信者はどうやって食べていくか
  • 一方で、ソーシャルメディアなどを駆使することで、情報発信者の回りにダイレクトにコミュニティを作ることができる
  • そのコアな部分に、有料の何かを提供することができる
  • 漠然として浮かび上がってきたコミュニティに対して訴求できる
  • 安価な価格で、クローズドなコミュニティや課金方法を作れるビジネスなんかもあるんじゃない?

商品開発において、客のニーズを探る方法は
  • クラウドソーシングという手法
  • 集合知を製品に結びつける
  • 課題としては権益が小さすぎる
  • 相当小ロットで売れる形にしないと収益化しない

AR(Augmented Reality)の可能性は
  • ARも含めて地理情報、ジオメディアという物理空間そのものをインターネットの中で構造化しているが、短期的な問題は、あまりにも物理空間にITが侵入することによって、プライバシーの侵害がありうる
  • そこに広告を持ちこむとスパムになる
  • 緯度経度でなく、お店とか単位でチェックインさせて、広告などを配信するとか?


淡々と話されるので、笑いどころとかはあまりない講演でしたけど、あっという間の1時間でした。
吉田 雅紀さんの経営入門セミナーに参加してきました。

簡単にまとめ。

創業1年目最大のメリット
  • お金の借りやすさ。
  • 信用保証協会、日本政策金融公庫経由で2500万は借りれる
  • 逆に、2年目、3年目は最も借りづらい
  • 日本は起業にとても優しい国

帳簿は自分で
  • 数字が苦手でも、まず、しばらくは帳簿は自分でつける
  • どうせ赤字だからつけてもつけなくても一緒、は×
  • 儲かっていないという現実を認識することが重要、現実が見えなくなる

月次決算の重要性
  • 吉田さんの会社では、翌月10日までには、前月の決算が上がってくる
  • 同じ決算書でも、見方によっては、健康診断書にもなれば、死亡診断書にもなる
  • その違いは何かというと、見る「時間」
  • 3月の決算書を6月に見たのでは、経営の病を発見しても何の対策も打てない=死亡診断書
  • 前月の決算書を、翌月すぐに見ることで、経営の病に対して対策を打てる=健康診断書

社長の財布と会社の財布は公私混同して当然
  • 創業まもない間は公私混同せざるを得ない(創業すぐは、多くは、会社が儲かっていないから、私財を会社に投下するというパターンでの公私混同だが)
  • 売上が少ないから給与を未払いにする、資金が足りないから、社長から短期借入するというのは当然あること、その時点で公私混同だが、それを曖昧にせず、帳簿上にきっちりと残すことが重要
  • 毎月の決算で、帳簿上の帳尻を合わせることで、公私混同を踏まえた健康診断が出来る。現状把握

一人経営会議
  • 多くの人は、悪い時は反省し、良い時は手放しに喜ぶが、それではダメ
  • 売上が良かった時こそ、なぜ売上がよかったのかを整理し直す
  • 良い時を知っていれば、逆の場合、売上が下がりそうな時にも先手を打てる

銀行との付き合い方
  • とにかくレスポンスを早くすることが大切
  • 銀行は納期を言わないが、そういう部分も見ている
  • また、ポジティブに全部しゃべること

融資に当たって銀行が求める資料と日々の準備
  • 事業計画書、1年先位までの資金繰り表、足元の数字(決算直後数カ月)
  • いざ資金繰り表を作ろうとすると、売上計画が必要。それを作るには、売上・利益・経費の予測が必要
  • 資金繰り表一つ作るにもなんだかんだで時間がかかり、結局資金繰り表の提出が遅れる⇒銀行に「普段から作っていないんだな」と言う風に感づかれる
  • そういう意味でも、結局月次決算の習慣が大切。現状把握

決算は厚化粧すべし
  • 整形(粉飾)はダメだが、厚化粧は、バレバレだが、可愛げがある
  • 1円でも赤字なら、銀行マンは上に「黒字です」と上げられないが、1円でも黒字なら、何とか帳尻合わせたんだろうなとバレバレだけど、銀行マンも、それを知りつつ「黒字です」と上げられる
  • 帳尻を合わせる=事前に正しい予測が出来ている=毎月帳簿を〆る

その他の言葉
  • ・悩む前にまず行動
  • ・事業が小さいうちは、とにかくターゲットは絞る

ということで、かなりの部分が月次決算の重要性と言う点に終始していたように思います。

僕が社員として関わるいくつかの会社でも、毎月〆ようとはしているものの、どうしても、1カ月、2か月と遅れてしまいがちなのですが、確かに2か月も経過すると、状況は全然変わっていたりして、結局最新月を〆るまで判断を保留、みたいなことになってしまうんですよね。ここは、改めないといけないなぁと強く思った次第でした。

しかしまあ、入門セミナーということで、そんなに突っ込んだ話はなく、経験上も既に実感していたこともいくつもあったのですが、いろいろと自分のことを振り返るきっかけになりました。
一個前のエントリーでドメインバックオーダーなんて、あまり健全なサービスとは思えないと書きましたが、もっと健全でない、というよりも、非常に悪質だと思うのが、逆SEOだとか、書き込み削除代行といったサービスです。

人のビジネスにとやかく言うのもアレですし、中にはまともな取り組みをしている会社もあるのかもしれませんが、ほとんどのケースは、やはり、あまり宜しくない行為であると考えています。

というのも、こういったサービスは、いくつかのメニューを用意していますが、それら全てが、消費者や検索を利用すエンドユーザーにとっては、不利益以外の何物でもないためです。

まずは、こういった会社が行っているサービスをいくつか挙げます。

  • 逆SEO:特定のキーワードでの検索結果での企業に不利益なページの順位を下げるサービス
  • 関連キーワード対策:企業に不利益な関連キーワードを削除するサービス
  • 削除代行:企業に不利益な掲示板などへの書き込み自体を削除するサービス

前者二つについては、完全にスパム行為であるケースがほとんどでしょう。例えば、一口に「不利益なページの順位を下げる」と書きますが、こういった会社が、Googleやyahoo!などの検索結果自体を直接操作することは出来ません。こういった会社が、Googleやyahoo!と直接コネクションを持っていて交渉をしているわけでもありません。

やっていることは単純で、該当するキーワードでヒットし得るサイトやページを大量に生成し、大量の被リンクを人為的に集めることで、不利益なことが書かれているページ自体が上位に表示されないようにしているわけです。

また、関連キーワードの削除も同じで、直接コネクションを持って交渉をしているわけではなく、単純に、別の検索クエリーを自動的に大量に送信することで、検索エンジンにそのクエリーが「旬」である、よく検索されるキーワードであると偽装し、本来検索されている、企業にとっては不利益に感じるクエリーをおいやってしまうということをやっています。

検索エンジン側では、そういった利用は違反行為として明言していますし、現段階で何らかの対策がなされている可能性もありますが、未だそういったサービスが存在しているのをみると、確実な対策は出来ていないのでしょうね。

前者については、本来検索ユーザーが欲している情報を「ゴミ」で埋もれさせるわけですし、後者についても、そのキーワードについての正しい関連ワードが表示されなくなるわけですから、たどり着くべき情報にたどり着きづらくなるわけで、最終的に消費者や、検索を利用するーザーにとっては不利益が生じます。

3つ目の削除代行についても、知人に内情を聞いて少し調べてみましたが、ほとんどのケースは「成果報酬」をうたっているようです。

掲示板などのcgm系のサービスには、必ず、削除や通報窓口と言ったものが用意されていますので、削除を依頼すること自体は誰でも出来るわけです。これも、業者側が、そういったサイトと直接のコネクションを持っているわけではなく、多くの場合は一般の窓口から削除依頼をしており、結果的に削除がなされればお金を貰う、対応出来なければ返金する、ということで、業者としてはリスクなく、成功した時にマージンだけを搾取しているという構図になります。

また、ここ半年ぐらいでしょうか、僕が管理している媒体にも、こういった削除代行屋さんから連絡が来るケースが増えていまして、以前、こういった代行業者さんと直接話をする機会を持ったのですが、本当にまあ、メチャクチャな会社なんだなと強く感じました。

向こうのスタンスとしては、

  • まずは穏やかに話して削除を依頼
  • 受け入れられないと思えば、金銭取引を要求
  • それも受け入れられないと分かれば、恫喝気味なスタンスで、いろいろな理由での訴訟をちらつかせる

といった感じ。

訴訟についても、本当に論理が破たんしていて、「企業名が利用者によって勝手に書かれているのは商標反だ」とか「真実の証明が出来ないものを掲載するのは違法だ」とか、「投稿者を特定できなければ、御社が責任負うことになりますよ」とか、まあほんと、ちょっと法を知っていれば恥ずかしくて言えないような理屈を述べられておりました。

僕たち媒体側としても、誹謗中傷や、悪意ある不買を目的とした書き込みであれば当然適切な対応を行うわけですが、こういったサービスを使っている企業が削除を求めてくる投稿は、決まって、「誹謗中傷」とは到底認められない、一消費者の、実際にサービスを利用したり賞品を購入した感想や意見の類であることがほとんどなんですよね。

本当に誹謗中傷と認められ得るものであれば、適切な手続きを経れば、多くの運営会社はしかるべき対応を行っているはずですから、そういった正規ルートでは相手にされないような書き込みについて、それでも単純に負の評判は見えなくしたい、という企業側の意図が見てとれます。

企業にとって不利益だからという論理で、しかも恫喝や訴訟をちらつかせて強引に情報を消し去ってしまうことは、消費者にとって不利益以外の何物でもありません。

また、書かれている内容が、不利益を被るものであっても、消費者の生の声であれば、真摯に向き合うことが、サービスや商品の改善につながるはずですし、こういったサービスを使っているということ自体、企業の取り組みとして疑問を感じえません。

こういった不健全なサービス自体淘汰されてほしいものなのですが、それにしても、最近こういう業者物凄い増えていますね。それだけおいしい商売ということなんでしょうねぇ。
欲しかった中古ドメインがいくつかあり、昨年秋頃から、期限切れの中古ドメインの再取得について調べたりしておりました。

数回チャレンジしまして、ようやく先日一つだけドメイン取得に成功しましたので、そのまとめがてらエントリーに残しておきます。

まず、中古ドメインの再取得とはどういうことかと言うと、ようするに前の所有者がその権利を更新せず、一定の保留期間を経過した上で、誰のものでもなくなった状態になった時に、そのドメインの権利を購入するということです。jpドメインで言うと、whoisで「To be suspended」や「Suspended」になっている状態のこと。注意が必要なのは、ドメインの保有期限が切れた後に、jpドメインなら、一カ月間は保留期間(元の保有者が優先的に再取得出来る期間)があるというところです。

さて、そう書くと単純簡単なのですが、例えば、多少なりともページランクの高いドメインなんかには、中古ドメインの再利用や、中古ドメインの転売を目的とした業者さんがスパムチックに再取得を試みていたり、例えばとても短くて分かりやすいキーワードを含むドメインであれば、そういうキーワードを生業にしている企業さんなんかが取得に動いたりと、のんびり構えていては中々取得が出来ません。

人気コンサートのチケットの販売開始と同時に、電話を掛けまくるファンの様子を想像して貰うと分かりやすいでしょう。

特に、ドメインの更新のタイミングは、0時から早朝にかけてですので、そのタイミングに起きていて、ドメインの取得を試みようとするのはプライベートでは大変です。

そこで登場したのが、ドメインのバックオーダーと言うサービスで、これは、各指定業者の方が、取得開始のタイミングになったと同時に、ドメインの取得を代行してくれるサービスです。

ここで問題になるのが、これは取得を保証してくれるものではなく、あくまで、取得可能なタイミングに取得を試みるだけのサービスということです。

例えば、同じバックオーダーを複数の人が利用していれば、その複数の人の中で、最終的にはオークションをすることになりますし、指定業者自体も複数存在しますから、自分がバックオーダーを注文した指定業者自体が、ドメインを取得できなければ、その指定業者のバックオーダーを使っていた人は、全てドメインの取得に失敗します。

これ、知らないと分かりづらいのですが、ようするに、バックオーダーと言うサービスをやっている業者自体が複数あり、僕たち個人や普通の企業がドメインを取得する以前に、どの指定業者がそのドメインを扱う権利を持てるかを、競争していると理解すればよいでしょう。

例えば、有名どころで言うと、お名前.comというサービスがありますが、ここでバックオーダーを注文していたとしても、他の指定業者が先にそのドメインを取得してしまうと、お名前.comにはそのドメインを扱う権利がなくなるので、当然、お名前.comを経由してバックオーダーを出していても、ドメインは取得できないということになります。

何度か失敗して分かったのが、どうしても欲しいドメインであれば、複数のバックオーダーサービスに同時に発注するとか、あるいは、複数のバックオーダーサービスに同時に発注してくれる代行業者のサービスを利用するとか、そういった試みが必要そう、ということでした。

もちろん、このようなことをしてしまうと、他の競争相手がいない場合に、複数の業者を経由して、自分の発注同士で競合することにもなり、手数料などの損失はあるのですが、他の競争相手がいないという確実な情報はどのようにも知りようがないわけで、確実に取得を、と考えると、どうしてもやむを得ないのかなと言うところです。ちなみに、取得失敗した場合は、大体の場合は返金されるようです。複数発注しても手数料だけの損失で済むので、大したリスクはありません。

なお、今回、数か月にわたって何度かバックオーダーを利用してみたのですが、上述のお名前.comでの取得は一度も成功しませんでした。

ほか、同じような形態のバックオーダーのPSIや、複数のバックオーダーサービスへの申請代行をしてくれるドメイントレードなんかを利用してみました。最終的には、PSIで一つだけ取得できたののですが、欲しかった他のドメインは、あえなくどうでもいいリサイクル業者の大量生成サイトになり果ててしまっていまして、非常に残念です。

ドメイントレードは複数のサービスへの申請代行とのことなので、PSIやお名前.comへも申請されている可能性も高く、そういう意味でも重複で無駄もありますし、バックオーダーと言うサービス自体もあまり健全なサービスとは思えないのですが、これもやむを得ないという結論です。

ちなみに、中古ドメインの再取得によるスパム的な運用をしている業者の実態については、SEMサーチの中古ドメインによるSEOの台頭と、ブランド毀損リスク (1) 有効期限が切れたドメインの再利用実態が参考になります。

多少ページランクがあったとしても、過去の実績はリフレッシュされるケースもあるでしょうし、新しいサイトでのキーワードでの上位表示にはそれほど影響はないと思うのですが、全く関係のない元サイトのブランドでの上位表示させた上で、そのブランドとは全く関係なく、一般的に誰にでもニーズのある商品を見せ、その中のごく一部でもコンバージョンしてくれれば御の字、といったマーケティングなんでしょうね。

僕自身は、別の思惑があり、また、前のユーザーにも好意的に受け入れられるであろうアウトプットを提供出来るとふんで、今回どうしても取得したかったドメインがあったからなのですが、いいかげん、そういったむちゃくちゃな利用はやめてほしいもんです。

まあ、一つでも、無事取得出来てよかったです。

近日中にリリースします。

関連記事
久々更新です。

さて、先日、仕事やプライベートにおける自分が実践しているタスクの管理方法についてのエントリーを書いたばかりですが(といってももう3か月前……)、今日ふと思ったことがあったので追記する形で記します。

前回は、自分がやるべきタスクを、以下のように分類した上で、毎日アップデートしていきつつ、タスクを処理していくというタスク管理の方法をご紹介しました。紹介するほどのもんでもありませんけれども。

  • その日に対応完了したタスクの一覧
  • 今日やる予定のタスクの一覧
  • 明日以降やらなければいけないタスクの一覧
    • 自分がボールを持っているもので優先度の高いもの
      • その中で、期日の迫っているもの
      • その中で、期日がまだ先のもの
    • 自分がボールを持っているもので優先度の低いもの
    • 誰かに依頼している最中のもの(期限近くなれば、その人にリマインドしないといけない、という自分のタスク)
  • やってもやらなくてもいいけど、やった方がいいと思われるタスクの一覧
  • プライベートなタスクの一覧
これを、僕はメールに書いて、毎晩自分宛にメールを送り、翌朝メールを見つつ、その日のスケジュールを組み立てるのですが、よくタスクとして溜まり続けるのが「自分がボールを持っているもので優先度の低いもの」です。

厄介なのが、「やらなくてもよい」類のものではなく、「今やらなくてもよい」だけで、「いつかはやらなくてはならない」類であるため、タスクを「捨てる」こともできず、延々とタスクリストに残り続けることが多く、心理的にもあまり宜しくありません。

それなら、さくっと片付けてしまえばいいじゃないと思うのですが、溜まり続けるタスクに限って、何をどうすればいいか「曖昧なまま」になっているケースが多く、いざ、これに取り掛かろうとすると、「どういう目的で、どういう類のものを、どういう手順でアウトプットすればよいのか」を、改めて考えないといけないケースが多いのです。まあ、だからこそ残ってしまうのですが。

つまり、タスクとして誰かから預った瞬間には、それらが明確になっていないのに、その瞬間取りかかれないとか考える時間が今はないといった言い訳を自分にしつつ、根源的には、面倒くさいという気持ちが根強くあり、その解決を将来の自分の委ねている状態になっているということ。

とはいえ、将来の自分も、今の自分も、怠惰な性格は中々変わりませんから、数日経てば、それにすぐ取りかかれるというわけでは当然なく、また、放置すれば放置するほど、そのタスクに関する記憶もあいまいになり、より取りかかりづらくなり、そして結果的に長期間放置、でもいつかリミットが……みたいな、よろしくない状況を生み出してしまうのですね。

ということで、曖昧タスクは、最低限、今日アウトプットしないまでも、アウトプットの形が曖昧なまま明日に持ちこさない、ということだけでも、意識して実践しようと心に誓った次第です。

ごく当り前なことなんだけれども、なんだかんだプライオリティという名の理由にかこつけて、自分の中で、未来の自分に頼ってる自分がいて、結果、今の自分が困っているという、ほんと馬鹿らしいことがちょくちょくあるわけで。

それにしても、先週また一つ歳をとりましたが、今さらこんなことに気付くとか、ほんと、それ自体が馬鹿らしいというかなんというか。

ちなみに、こういう仕事って、攻めの意識を持てる仕事とか、いろんな発見のある類の仕事ではなくって、どうしてもバックオフィス的な守りの仕事が多いんですよね。悪い言い方すると雑用に近いように感じてしまうような。

経理とか人事とか総務とか、そういう守りの仕事をメインとして生業にされている方って、そこら辺、どのようにモチベーション維持してるんでしょうねぇ。

        

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