取引先が倒産すると何が起こる?

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昨年の春ごろの話ですが、不況真っただ中の煽りを受ける形で、取引先の会社が倒産しました。

倒産という言葉をテレビのニュースで聞いても「大変だなぁ」「不況だなぁ」「社員の家族まで路頭に迷うのかなぁ」ぐらいの感想を持つ程度で終わっていましたが、いざ、実際にそうやって取引のある会社が倒産してしまうと、それらが意味することをとても実感したものです。

取引先(うちの場合は買掛先でした)が倒産するなんてことは、初めてでしたので、随分前の話になりますが、「http://kanpoo.jp/search.cgi/d:20100128/q:破産者」こんなサイトがリリースされているのを見まして、ふと思い出したもので、倒産するとどういうことが起こるのか、を記しておきたいと思います。

倒産した会社を便宜上A社とします。

払わなければいけなかったお金の行方は?

買掛先が倒産しましたから、支払代金を払う先がなくなってしまいます。はて、困った。
もしかして、トンズラOK!? いや、んなわけなかった。

債権者からの連絡
取引先に対して、債権を持っている数件の企業から、直接うちに連絡が来ました。
どこでうちがA社に対して債務を負っているのを知ったのかはまったく分かりませんが、それらの企業の言い分としては、「うちはこれだけの債権をA社に対して持っている。貴社のA者に対する債務は、うちに払う義務があります。もし、うち以外に支払った場合は、全て無効となります。」

何も知らなかったら、うっかり支払っていたかもしれません。

破産管財人という存在
破産手続が開始されると、破産者は財産を管理処分する権限を失います。
それらの財産を清算するとともに、債権者に対し、公平な分配をしなければなりませんが、それらの役目を負うのが、破産管財人という存在です。管財人は、裁判所によって選ばれます。

A社に連絡が取れない!?
倒産し、破産管財人が決まると、A社とは直接連絡を取ることが出来なくなります。社長に事実確認をしようとしても、「どんなことでも話してはいけない」という風に強く言われるそうで、何も聞き出すことが出来ません。債権者から連絡が来てるんだけどどうすれば……といったことにも、返事はもらえませんでした。

破産管財人からの問い合わせ
数社の債権者から連絡が来てから少し遅れて、破産管財人を名乗る人から連絡がきました。が、電話連絡でしたから、本当にその人が管財人なのかどうかの確認も取れない状態でした。基本信用しましたが。債務額やどういう業務内容であったかなどの確認が行われました。

結局お金はどこに支払えばいいの?
A社に支払うことが出来なくなったのは上述の通りですが、では、直接連絡の来た債権者に支払うのがよいのか、あるいは破産管財人に支払うことになるのか。答えは後者ですが、間違って前者に支払ってしまった場合も無効だそうです。破産管財人からの連絡の方が大変遅かったですから、これも、何も知らないうっかり屋さんは要注意です。いかにももっともらしい書類が郵送されてきますから。


倒産すると、自社の人間だけでなく、関係各位にも影響があるということです。当然ですけど。


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