2010年1月アーカイブ

昨年の春ごろの話ですが、不況真っただ中の煽りを受ける形で、取引先の会社が倒産しました。

倒産という言葉をテレビのニュースで聞いても「大変だなぁ」「不況だなぁ」「社員の家族まで路頭に迷うのかなぁ」ぐらいの感想を持つ程度で終わっていましたが、いざ、実際にそうやって取引のある会社が倒産してしまうと、それらが意味することをとても実感したものです。

取引先(うちの場合は買掛先でした)が倒産するなんてことは、初めてでしたので、随分前の話になりますが、「http://kanpoo.jp/search.cgi/d:20100128/q:破産者」こんなサイトがリリースされているのを見まして、ふと思い出したもので、倒産するとどういうことが起こるのか、を記しておきたいと思います。

倒産した会社を便宜上A社とします。

払わなければいけなかったお金の行方は?

買掛先が倒産しましたから、支払代金を払う先がなくなってしまいます。はて、困った。
もしかして、トンズラOK!? いや、んなわけなかった。

債権者からの連絡
取引先に対して、債権を持っている数件の企業から、直接うちに連絡が来ました。
どこでうちがA社に対して債務を負っているのを知ったのかはまったく分かりませんが、それらの企業の言い分としては、「うちはこれだけの債権をA社に対して持っている。貴社のA者に対する債務は、うちに払う義務があります。もし、うち以外に支払った場合は、全て無効となります。」

何も知らなかったら、うっかり支払っていたかもしれません。

破産管財人という存在
破産手続が開始されると、破産者は財産を管理処分する権限を失います。
それらの財産を清算するとともに、債権者に対し、公平な分配をしなければなりませんが、それらの役目を負うのが、破産管財人という存在です。管財人は、裁判所によって選ばれます。

A社に連絡が取れない!?
倒産し、破産管財人が決まると、A社とは直接連絡を取ることが出来なくなります。社長に事実確認をしようとしても、「どんなことでも話してはいけない」という風に強く言われるそうで、何も聞き出すことが出来ません。債権者から連絡が来てるんだけどどうすれば……といったことにも、返事はもらえませんでした。

破産管財人からの問い合わせ
数社の債権者から連絡が来てから少し遅れて、破産管財人を名乗る人から連絡がきました。が、電話連絡でしたから、本当にその人が管財人なのかどうかの確認も取れない状態でした。基本信用しましたが。債務額やどういう業務内容であったかなどの確認が行われました。

結局お金はどこに支払えばいいの?
A社に支払うことが出来なくなったのは上述の通りですが、では、直接連絡の来た債権者に支払うのがよいのか、あるいは破産管財人に支払うことになるのか。答えは後者ですが、間違って前者に支払ってしまった場合も無効だそうです。破産管財人からの連絡の方が大変遅かったですから、これも、何も知らないうっかり屋さんは要注意です。いかにももっともらしい書類が郵送されてきますから。


倒産すると、自社の人間だけでなく、関係各位にも影響があるということです。当然ですけど。


先ほどのエントリーでRSSという言葉を使って、ふと考えたこと。

RSSといえば、ブログというサービスが日本に流入してきた当時、非常に新鮮味を持って興味を持たれた言葉でしたが、今やすっかり一般的になりましたね。

RSSリーダなんかのツールが出てきたときは、その後のインターネット業界に相当なインパクトを与えるだろうなんてことも言われていましたが、リーダを使うユーザの規模はそれほど伸びず。インターネット白書なんかを見ても、インターネット利用者の数%とかしか使ってないといったデータがあったように思います。

自分自身も含めて、リーダを使ってるユーザの口からは「RSSの量が多すぎて結局見ない」みたいな声が聞こえてきます。いまだに一応リーダを使ってはいまして、購読するRSSは相当絞ってはいるものの、しばしばそういうジレンマに陥ります。読まずに捨てる勇気を持てるようになったので変な苦労はないですけれど。上手に使ってる人も大勢いらっしゃるのでしょうけれど、そこらへんがスタンダードになりえない理由の一つなんでしょうね。

さて、しかしながら、RSSという技術自体は、今でもとても多くのサービスで使われているわけです。

単純に、ユーザーがRSSというものに興味を示して、自分でいろいろなRSSを収集して、RSSリーダで購読する、という当初描かれていた使い方よりも、一般のユーザが気付かないであろう、たくさんの裏方の部分でこの技術が活用されている、という現状。もちろん、そういう使い方も含めて、いろんな可能性があるということで騒がれていたわけですが、目に見えるプロダクトの部分がこんなにも伸びないとは、なかなか予想できなかった。少なくとも僕は。

新しい技術や概念というものに接したとき、人はどうしてもその表面的な機能や役割から、それらの使用方法を想像してしまうというということなんでしょうね。言うは易しですが、いわゆる、本質を見ぬけていないという状態。

数年前まで、僕自身も、サービス企画のコンサルティングや提案営業を生業としていましたが、そこで発する言葉や、提案書に盛り込む内容も、今思えば、本質までたどり着いた上で表現していたものではなかったなぁと。当時はそれはそれで一生懸命ロジックを組み立てて発言していて、それが間違っているなんて思いもしなかったわけで。

分かってれば出来るような易しいものなら苦労はしない、でも、分かってないと絶対できない、ということで、今後もどんどん出てくるであろう、そういった新しい技術や概念、言葉、初めて触れる世界感に相対するときは、そういう意識を持たないといけないなと、ふと思ったので記しました。

次の5年は、また、どんな変化があるでしょうか。
昨年初頭に起こった、Google自身がGoogleのポリシー違反をやっちゃって、Googleのページランクを大幅に下げちゃった事件(9⇒4だったかな)、数日前に気がついたのですが、ページランクが8に復旧してますね。

ネットをあさっていると、2009年暮れのページランク更新の際に戻ったそうです。ほぼ丸1年ですね。

まあ、Google自身にとって、ページランクを下げたところで何の実害もないんでし、僕らにとっても何の影響もないわけですが、面白かったニュースの続報ということで。

SEO系のRSS取ってても全然気付かなかったのだけど、誰も触れなかったのかな。
いや、年末年始でRSSがたまりすぎてて気づかなかっただけかも。

google chrome 4 安定版リリース

さっそくインストールしてみましたが、なんかものすごいいい感じ。かなり速いなった?
// 深夜帯である、今、ここ10分位しかつかってないので、なんとも言えませんけど、多分相当速い

壁紙とかデフォルトに戻っちゃいましたけど……。

ブラウザのシェア争いといえば、FireFoxが、さらに相当シェアを伸ばしている様子。
リリース間もないChromeは、まだ全然みたいですけど、ここ2,3年以内にIEの牙城が崩れそうですねぇ。

超シンプルに、ウェブサービスを企画しようとする人に向けた企画術をご紹介しようと思います。超シンプルです。

ウェブサービスって、ポンポン作るのはいいけど、スタートでずっこけたり、あるいは最初だけ評判になるけど、即効でだれも使わなくなったりってことが多いですよね。最近は、そういう類のサービスが有象無象。

ということで、ウェブサービスを作るぞ! コミュニティサイトを盛り上げるぞ! と意気込む企画担当者の方に、これだけのポイントは抑えておいてねということを書きます。

ついでに、ものすごく当たり前のことの羅列です。が、ほとんどの場合はこれらを無視して失敗しています。


ターゲットを絞る

こういう言葉を聞くと拒否反応示す方がいますが、そういう企画担当者からは、成功するサービスは生まれづらいです。
ターゲットユーザーなんて、とにかく広げられるだけ広げて、たくさん囲い込んだ方が得でしょうという反応が返ってきそうですが、今回の趣旨から言うと答えは「否」です。

あくまで、「立ち上げに失敗しない」というのが肝ですから、まずは、確実に訴求できるターゲットだけを見つめてください。
このとき、ターゲット層だけでなく、初動で集客するユーザー規模にも欲を出さないことが肝心です。
とにかく、小さく、少なく、狭い範囲を対象にということです。


サービス(機能)を限定する

これはだいぶ浸透してきた感がありますが、非常に重要です。ターゲットを絞った後は提供するモノも絞る必要があります。
あれもこれも出来るサイト、というのはアウトプットが不明瞭になりがちですから、ブランドも認知されていない状態で、通りすがりの訪問者の心をつかむのは非常に難しいです。
逆に、「このサイトはこれができるサイトなんだ」と、ほんの2,3秒通りがかった訪問者に認知させることができれば勝ちです。
そもそも、そういうことをしたいユーザーにターゲットを絞っているわけですから。


絞ったサービスを洗練する

これは高機能にするという意味ではありません。とにかく、絞りに絞ったサービスですから、そのサービスをいかに簡単に、いかに分かりやすく利用できるかという意味で、使い勝手ですとか、UIを洗練する必要があります。限定されたサービスを使う、限定された人に特化した、使い勝手を考えるわけです。


ターゲットを絞って、そのターゲットだけに向けたサービスを考えて、そのターゲットがそのサービスを使うためだけに考えられたUIを提供する。

ユーザーに、誰にでも汎用的に広く使える一般的なサービスとは違って、自分だけに特化して作られた、まるでオーダーメイドの製品のような錯覚すら起こさせるんだ! 位の勢いで、考えてみてください。

基本的にはこの3点を必ず満たす必要があります。たったそれだけと思いますけど、いざ何かを作ろうとすると、いろんな邪念が出てくるものです。

とにかく、自分の頭のアイデアを、絞って限定して、洗練する。

こういった考え方は、特に、人の集合体で成り立つコミュニティサービスに強く言えることだなぁと、感じます。
と、いうことで、これで初動のユーザー獲得は万事OK!

大成功したサービスはどれもそうですが、大成功した後の姿しか、多くの人の目には止まりませんが、大成功する前から、まったく同じサービスを提供していたかと振り返ってみると、多くの場合はそうではありません。しかしながら、成功体験を持たないと、なかなかそれに気づきづらい。

どうでしょう? 企画屋さんは、ぜひ、過去の自分のアウトプットを振り返ってみてもらえればと思います。


さて、ここから必要なのが、根気よく、日々そのサービスを見守り続ける愛情と、ユーザーの拡大に応じた多様性付加のタイミングの見極めということになります。

ここらへんの話はまたいずれ。
随分前から気になってたんですが、当サイトをMTに移行したタイミング? かなんかで、URLが、www.enjoy-com.comから、enjoy-com.comになってしまっていまして。

SEO的にもよろしくないですし、はてブなんかも別々に認識されていますので(んな理由で、サイドバーのアレも、旧サイトみたいな感じで書いちゃってたんですが……)、301リダイレクトかけて、www付きURLに統一しました。

超今さらですけど。

過去、頑張ってFPNとかに投稿してた時の遺産もwww付きの方が多いでしょうしね。。。

ということで、.htaccessによるwww付きドメインへの301リダイレクトの記述方法は以下です。

.htaccessというファイルを作り(拡張子不要)、ファイル中に以下の内容を記述し(url以外コピペでOK!

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(enjoy-com\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) http://www.enjoy-com.com/$1 [R=301,L]

リダイレクトさせたいディレクトリにアップするだけ。


ものすごい前からやらなきゃと思いつつ、ものすごい放置してました。
プライベートなサイトは手抜きすぎてダメですね。

ということで、改めてURLが、http://www.enjoy-com.comとなりましたので、よろしくどうぞ。


        

人気エントリー