初めての法人税務調査 注意点・所感など

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ということで、5期目にして初めて税務調査を受けて参りました。

日程は二日間。初日は1日中缶詰でしたが、二日目は午後一位まで、という感じでした。

特に何も悪いことはしていないわけですが、尋問を受けるような感覚は、なぜか自然と言動を不自然にします。
かなりのプレッシャーに味わったことのない疲労感でしたが、何とか終了しました。

とはいえ、いざ終わって振り返ってみると意外とさっくり、結構楽勝だなぁという感じが強いです。

事前の準備的には、ひとつ前のエントリー初めての税務調査~中小企業の経営者に書いたとおり。

PCのリテラシの高い調査官だと、PCの中のデータまで見られるというので戦々恐々としていましたが、いらっしゃったのは、50代半ば位のどう見てもPCには詳しくなさそうな方と、調査2年目の若い女性でした。


僕自身が経理を3社分管轄していまして、今回調査を受けた会社は、中でも一番社長のプライベートカンパニー的な使われ方をしている会社だったので、「この経費はなんですか!?」みたいな重箱をつつくような質問を多数受けるんだろうなぁと思っていたのですが、意外や意外、細かい経費はノーチェックでして、きっちり領収書だけ残しておけば、ある程度説明のつく経費であれば特に問題視されることはなさそうだなという所感でした。


さて、経験者に聞くと、会社の規模や形態、来る調査官の人によっても全く異なるようですが、一応今回の要点をまとめます。

■主に見られた点

・金額の大きな経費に関する領収書の有無(概ね30万以上がチェックされました)

・関連会社間の取引についての関係性や合理性、しっかりとした線引きがあるかどうか

・期をまたぐ時の未払い費用や売買掛の請求書、通帳との照合など

・法人成りする前の社長個人の収入などが、法人分と重複していないか

・契約書の内容及び印紙額

 

■ノーチェックだった点

・金額の大きな交際費の領収書について(スケジューラとの照合なんかも全くなし)

・その他タクシー代やら食事代やら細かい領収書

・旅費(国内外)の詳細(社員旅行なら、全社員が対象かとか、出張なら目的はとかはスル―)

・労働者名簿やタイムカード

・パソコンの中身


一つ焦ったのが、関係会社への請求が1年分以上完全に漏れていたことに調査中に気づいてしまったことぐらいでしょうか。指摘されて相当あわてふためきました。


最終的に、その場で見つからなかった領収書などの提出を求められましたが、それも翌日には揃えられて終了。


二週間後に調査結果をいただきましたが、追徴などは一切なくおしまい。

この不況下だから、調査官もおみやげなしでは帰らないでしょうなんて、知り合いの社長さんには脅されていましたが、完全勝利といったところ。


もう一社の方も前期から売上が急増していますので、来年、再来年あたりには確実に調査が入ると思われますが、これならもう恐れることはないなーと。


いやー、よかった。


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