マイケルボダック著の-1063人の収入を60日で41%アップさせた-目標達成する技術 どんな目標も達成できる「成功の心理学」を読みました。
なかなか良いことが書いてあったので、超駆け足ですがまとめます。詳しくは読んでみてください。
人が行動する根本原因
- 痛み人から遠ざかり、快楽を求める
- 私たちは、怒りや恐怖、不安、ストレスなどの負の感情を避け、愛情や正義、刺激、信頼、安心などの生の感情を欲します
この本の目的
- 痛みと快楽があなたの人生を望まない方向にコントロールすることをやめさせること
- あなたが主体的に痛みと快楽をコントロールして、望む人生を生きる方法
- 痛みという原動力がなければ、私たちは人生を変えようとはなかなか思いません
- つまり、痛みが変化への原動なのです。
- 「痛みをともなわせて、今すぐすべきことを、やらなければいけないことに変えていく方法」を教えます
- 知識レベルの学習
- 感情レベルの学習
- 無意識レベルの学習
私たちの行動とは
- 行動の95パーセントは無意識レベルで行っている
- 知識として得たものを無意識レベルにまで習熟することを決断して本書を読み進める
- 何かを学んだのに行動できなかったとしたら、その理由は感情が伴っていないから
- 感情をマスターしよう
成功するためには
- 80パーセントが心理面、わずか20パーセントが方法論
究極のビジョン
- 人は小さな目標を持つよりも、大きな目標を持った方がはるかに行動する
- 大きな目標=究極のビジョン
- 究極のビジョンは大きな感情的パワーを生み出す
- しかし、遠すぎる目標だけだと、実際に何をしてよいのか分からない
- 究極のビジョンを1年以内の目標にブレークダウンすることが必要
私たちの成功を妨げるもの
- 物事の先延ばし
- 先延ばしする言い訳のストーリーがあるから
- 行動しないためにもっているストーリーは嘘である場合が多い
- 「時間がない」という言い訳をしている場合も、2時間早く起きれば時間が作れるはず
- 嘘の自分のストーリーを乗り越えるために、自分に正直になることが必要
ダウンサイジング
- 先延ばし癖を直すのによい方法
- 「1時間電話をかける」というのを「1分間電話をかける」に変える
- 1時間だと先延ばししたくなるが、1分間なら感情的な痛みはなくなる
- 1分間がたくさんあると思えばいい
- 1分間ジョギングをすれば、「後1分」と思うようになり、勢いが出てくる
- 逆に、1分間テレビを見ようとすると、あっというまに10分1時間が経過する
- 感情にフォーカスすることで、負の感情を取り払う
- 行動は常に感情次第
決断とは
- ゴールを設定しても、本当は決断していない人が多い
- 決断した状態にならなければ、ゴールを達成することはできない
- 真の決断とは、自分が決めたゴール以外のあらゆる可能性を受け入れないことを意味する
- 本当に成功したいのであれば、決断が必要
- 決断力の欠如というのは、成功するための真の決断を行っていない状態
- 真の決断とは、退路を断つこと
- 真の決断をしたとき、ゴール達成の道のりの50パーセントは達成したも同じ
- なぜなら、決断している人は、どんな障害があっても、それを乗り越えて成功する方法を見つけ出すから
- 真の決断をしたとき、あなたはもう成功者なのです
- 多くの人が目標を達成できない理由は、目標に集中し続けることができないから
- 集中力、フォーカスの欠如
- 怖いと思ったら、怖いと思うものにフォーカスしてしまう
- 簡単に得られる快楽に走って、手軽な満足感を得てしまう
- 他人があなたのフォーカスを邪魔することもある
- 感情や手軽な快楽、他人が、あなたのフォーカスを邪魔したけっか、目標を達成できない
フォーカスをコントロールする
- 私たちは自分が感じたい感情にフォーカスする
- 目標を達成したいのは、達成したときの感情がほしいから
- フォーカスは価値観の方向に必ず向く
- 価値観とは、自分の望ましい状態のこと
- つまり、価値観がフォーカスをコントロールしている
- 思考のフォーカスをコントロールできれば、自由に感情をコントロールできるようになる
- フォーカスをコントロールする一番の近道は「質問」
- 質問をコントロールすることで、思考のフォーカスをコントロールする
二度と人は信じない
- 強い感情を引き起こす極めて重大な事件が起こると、将来同じような痛みをともなう経験を避けるように動く
- 恋人と別れる⇒同じ痛みを感じないように、因果関係の信念を作り上げる(女なんて二度と信じない!)⇒そして自分に質問を投げかけるようになる「自分のどこがいたらないの?」「女ってなんでみんなああなんだろう」
- 繰り返し質問を自分に投げかけることは、人生に一貫したフォーカスを作りだす
- 「自分のどこがいたらないのだろう」と問い続けることが、自分に常に不安な感情を抱かせる
質問の仕方
- 自分にパワーを与える質問をしない限り、自分の力を弱めるようなフォーカスを持ち続けてしまう
- 自分の質問を改善する方法
- 「どうしたら私の人生をもっとよくできるだろうか?」
- 「人生を」の部分を「ビジネスを」など、他の者に置き換える
- 大きな痛みを経験したときこそ、ポジティブな質問が必要
意味づけの力
- あなたは、あなたの身に起こる全ての出来事に対して、あなたの好きなように意味づけができる
- 全ての人は二つの質問をしている「これはどういう意味?」「それについて何をすべき?」
- 多くの人はその意味づけをネガティブに置き換えてしまう
- 全ての痛みの感情は、ネガティブな意味づけから来る
- 「人前で転んだ」「仕事で失敗した」といったネガティブな意味づけの出来事も「この出来事の良い点はなんだろう」「この経験をどうやって行かせるだろう」という質問をすることで、良いフォーカスを生む
- 出来事そのものに意味はない。あなたが意味をつけるのです
- 自分自身が作る意味以外に、意味というのは存在しない
成功するために必要な2つのこと
- 正しい信念を持つこと
- 正しい方法で行動すること
信念
- 多くの人が成功しないのは、間違った信念を持っているから
- 信念とは何かについてのあなたの確信の度合い
- ある人が「お金持ちは汚い、貧乏人は心がきれいだ」という信念を持っていたとすると、それは事実ではない
- 他のある人が「私はセクシーだ」と信じていたとすると、それは事実かもしれないし、そうでないかもしれない
- つまり、信念とは、事実ではないのです
- あなたが何かに対して持っている確信の感覚のこと。単なる思い込みのこと
- 「私はできる」と思っている人の信念は事実ではない、勝手に思い込んでいるだけ
- でも、それでよい。信念は事実とは関係ないのだから
- 大切なのは、自分の力になる信念を持つこと。それがあなたにとって正しい信念
リミティングビリーフ
- 自分自身を制限してしまっている信念のこと
- 人生で感じる全ての痛みはリミティングビリーフに起因する
- 「今自分が対面している問題には、その問題に対面したときの自分のレベルでは乗り越えることができない」
- 新しいレベルに行くためには、新しい信念が必要
- 正しいか正しくないかは問題ない
- 成功しようと思ったら、「私はできる」と信じなくてはならない
- 何の疑いもなく、自分のゴールが達成できると確信を感じなければならない
- 成功を確信するためには、自分にとって正しい信念を持たなくてはならない
- 100パーセント確信できていないとしたら、自分の可能性を制限する信念、すなわちりみティングビリーフを持っているということ
絶対的理由を見つける
- 銃を頭に突き付けられ「ゴールを達成しろ」と言われれば、誰でもゴールを達成するための道を開けるはず
- それは「すべき」ことではなく「しなければならない」ことになったから
- 十分な感情的理由ができたとき、人はゴールに到達しやすくなる
- 本当に自分を動かす絶対的理由を見つける必要がある
- 完全な決断ができれば成功する
- 決断しなければ、障害にぶち当たり、それによってやる気を失い、何もしなくなり、ただ辞めるだけ
- 自分の価値観や目的と一貫せいのある、やむにやまれぬ絶対的な理由によって決断すれば、決断しただけで、既に成功しているのです
状態をコントロールする
- 最高の状態で毎日を生きることが必要
- 最高の状態を作るには、パワーアップクエスチョン、成功のイメージング、インカンテーションの三つが必要
パワーアップクエスチョン
- 「今日、私は何に一番幸せを感じているだろうか」
- 「今日、私は何に感謝しているだろうか」
- 数分間、何に一番幸せを感じ、感謝を感じているかをひたすら考える
- それによって、だんだんと気分がよくなってくる
- その他の質問「何をもっとも楽しんでいるか」「何がエキサイティングか」「何を最優先にしているか」「自分はだれを愛しているか、誰が愛してくれているか」
成功のイメージング
- 3~6カ月以内に達成したいゴールを思い浮かべる
- 明確なゴールをいくつか常に持っておく
- ゴールを達成したときを想像する
- 成功したとき、何が見えるか、何が聞こえるか、何を肌で感じるか、細部までイメージを作り上げる
- 成功したときの感情を「今」味わう
インカンテーション
- 感情を伴う自己暗示のこと
- 目標を達成するのに必要なものは全て自分の中に持っている
- 自分に備わっている能力を解き放つ
- 「必要なものは、今すべて私の中にある」と確信の感情をこめて言う
- 声のトーンと体をお使って、一貫性を持って行う
毎日の計画を立てる
- 最高の行動は不可欠だが、具体的な行動計画がなければ何も進まない
- 成功する人たちがしている基本的な質問とは「私がほしい結果は何か」「今日私が絶対に達成しなければならない結果はなにか」
- 今日達成したいことをすべて頭から出して、「今日のゴールは何か」と自問する
- プロセスではなく結果にフォーカスすることで、確実に自分のほしいものに集中できる
優先すべきことを優先する
- 成功する人々は、すべてのことをやるわけではない
- やらなければいけないことがたくさんリストにあると、全部はできない
- だから成功者はもっとも大切なことを最初に片付ける
- 20パーセントが結果の80パーセントをあなたに与えてくれる
- 20パーセントの行動が80パーセントの結果を生む
- だから全てのことを終わらせる必要はない
- 全部できると思うのは幻想
- 簡単なことからまず始める人は、大きな成果がほしいと思っていないから
- 簡単なことは人生に変化をもたらすわけではない
- ほしいものにフォーカスすれば、結果をもたらすために最も重要なことをせざるを得ない
今日のゴール
- 最後に今日絶対に達成しなくてはならないゴールを決める
- 「やるべきだ」ではなう「どうしてもやる」というレベル
これを読んで、かなり近いことを実践していたなぁという点がある半面、まったく意識できていなかった部分も多く、もやもやしていた部分がクリアになったような気がします。
ビジョン、正しい価値観と感情のコントロール。確かになぁ。
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