2009年6月アーカイブ

最近ぼやっと思っていることですが、ウェブページからの発リンクが検索エンジンのアルゴリズムの一要因として、重要視されるようになりつつあるのかなぁと感じています。

テーマの関連するウェブページからもらう被リンクが、検索順位に対して良い影響を与えるということは、昔から言われていることですが、逆に、自サイトのページに関連するテーマのウェブページへリンクを発っすること自体にも、効果があるように思うのです。

これは、先日のPageRank Sculptingの騒動のときに思ったことです。

nofollow属性は、そもそも、自サイトからの発リンクに、リンクジュースを渡さないという意思表示を、発リンク側がコントロールすることができるタグですが、PageRank Sculptingが約1年前にアルゴリズム変更により無効となったと発言したGoogleのMatt氏の発言を見る限り、外部のウェブページに発リンクすることによって自サイトに留保できるリンクジュースが減ったとしても、そのリンク先によっては、何らかのアルゴリズムによって、それ以上の加点がなされていると考えなければ合点がいかないためです。

ページランク(特に我々が確認できるツールバーページランク)という存在が、現在のSEOにとって、ほとんど順位の決定要因になっていないというのは、よく言われていることです。

また、検索エンジンは、検索ユーザにとって最適化された情報を表示することを目的としています。

そういった前提も踏まえると、リンクジュースを外部に渡す行為、あるいは、nofollowによってリンクジュースを破棄する行為によって、自サイトのランキングが下落してしまうと考えるのはナンセンスであり、それを補ってあまり得るなんらかの順位決定要素が存在すると考えるのが自然です。

良質なブログやウェブサイトは、適切な記事に適切なキーワードでリンクを渡しますし、一般的に不適切であると考えられる記事に対しては、これも適切にnofollowを使用すると考えられます。

冒頭のPageRank Sculptingは、ウェブサイトオーナーが、自サイトのランキングの上昇のみを考えて使い得る施策ですから、当然、検索エンジン側からは規制対象になるでしょうし、実際、Googleは1年以上前にこの仕様を変更したとのことでした。

今回のこの騒動に踊らされた側のウェブサイトオーナーは、今後SEOを考えるにあたって、都度、検索エンジン側の思想に立ち返って考えることが必要なのかもしれませんね。

そういう意味で、テーマの関連するウェブページへの発リンクがSEO的に効果がある可能性がある、という前提があったとしても、それを意識した上での施策を進めてしまうと、おそらく、何らかの規制を受け、結果として、マイナスの影響を受けてしまうということになるのかもしれません。
昨年の転職後、家で仕事をすることが多く(最近は50%位は自宅作業かも)、また、会社の契約書や会計関連の資料、請求書、領収書、その他重要書類も、ほとんどすべて僕の自宅に預かっていることもあり、ちゃんとしたオフィススペースが欲しいなと思っていまして、先週、IKEAでデスクを購入しました。経費ですが。


「コーナーワークステーション」ですって。MIKAELって名前も素敵です。

IKEAは安いとは聞いていましたが、これが2万円ちょっとで購入できるというのはびっくりしました。ま、送料がそれなりでしたが。

広大な敷地のIKEAショップ内で見ているとそうでもなかったのですが、いざ自宅で組み立ててみると、もの凄く、もの凄く、もの凄く大きい。
正直今の住いにはまったくもって似つかわしくないのですが、機能性は抜群です。昨日まで、幅50センチ程度の安いパソコンデスクでしたので、仕事のはかどり具合が全く違います。プリンタも、スキャナも、シュレッダーも、3台のノートPCも、多くの本も、さらに大量のファイルも、処理しないといけない郵便物も、ぜんぶ手の届く範囲に。いやぁ、これ、いいですね。

今朝届きまして、組み立てと模様替えに4時間ほどかかりましたが、非常に満足してます。今後引っ越しするときが大変そうですが。

ついでに買った椅子もいい感じ。1日仕事してても疲れません。

今は固定のオフィスを持っていない会社に勤めていますので、いつも外に出ている時はcafeや温泉で仕事をしているのですが、こういった空間が一つあると、集中して仕事ができますね。

昔から環境に左右されがちな性格なので(笑)、これは良い買い物をしたなぁと思います。

ちなみに、ホームページにも「イケア」と書いてありますが、英語圏の方は「アイキィア」と呼ぶそうです。
ま、そうでしょうね。。
SEOという言葉が新鮮な響きをもって受け入れられていたのも、今は昔。

SEMやSMOといった言葉ですら、すでに新しくはなくなっていますが、いずれにせよ、ウェブ担当者にとって、SEOというのは、「取り組めば勝てる」類のものではなく、「取り組まなくては勝ち目がない」といったものに変わってきました。

そんな状況ですから、いわゆるビッグキーワードでのSEOを、後発のサイト、特に小規模なサイトが実践し、満足し得る結果を得るのは、非常に困難です。仮にお金をかけたSEOを実施するにしても、費用対効果がどれほどのものなのか。最悪の場合、普通に広告を出稿する方が、良い結果を得られることすらあるかもしれません。

しかしながら、上述の通り、「取り組まなくては勝ち目がない」のがSEOであり、その点において、特に後発かつ小規模なサイトのウェブ担当者は頭を悩ませているものと思います。

ということで、今回は、そういったサイトにおける、SEOへの取り組み方について、触れておきたいと思います。

上述の通り、そんな背景で、リリース直後のスタートアップにおけるトラフィック獲得を目的として、ビッグワードのSEOに取り組み、結果を得ることは至難の業です。すべてが無駄とは言いませんが、結果が出るまでに、1年、2年といった中期的な計画が必要でしょう。

しかし、企業が運営するウェブサービスである限り、数年といったスパンで猶予が与えられるケースは稀でしょうから、ある程度、速効性のある施策を取ることが求められます。

そういった前提を踏まえますと、やはり、ビッグキーワードを意識したSEOは、泣く泣くではありますが、捨て(もしくはプライオリティを下げ)ざるを得ませんから、別の戦略を考える必要があります。

ざっくりですが、そういった際に必要な考え方としての要素は、以下3点に集約されるかなと思います。

1:ビッグキーワードの「関連検索語」を含む「複数語検索」を意識したSEO
2:競合の少ないキーワードの組み合わせ
3:高いコンバージョンが予想されるキーワードの組み合わせ

1点目については、ロングテール思想に近いですが、ビッグキーワード周辺に存在する、中規模~小規模の関連語までを意識して、キーワードの選定を行うという意味です。

たとえば、「不動産」というビッグキーワードに関連するサービスを運営していたとすると、そのサービスの趣旨にもよりますが、「不動産」というキーワードでSEOを考えるのではなく、「不動産 情報」とか「不動産 売買」といった不動産に関連するサービスやウェブサイトを表す補足するキーワードを含んだ検索語をターゲットとしてSEOを施すということになります。

「不動産」というキーワードが、すでにビッグ&競合が非常に多いので、「不動産 情報」や「不動産 売買」も、複数後検索とはいえビッグキーワードになってしまっていますが、そういった場合は、たとえば「不動産 情報 東京」など、さらに限定してみるわけです(不動産というキーワーが大きすぎて、この例でも絞り込めませんが)。

2点目については、実際に検索してみるのが良いでしょう。

想定した複合キーワードでの検索結果において、消費者が求めているだろうサービスにマッチするウェブサイトが多く表示される場合は、競合が多いと判断します(そのキーワードで、競合が既にSEOを行っている)。そうではなく、求めているはずの検索結果が得られていないと思われる場合には、検索語に対して低いスコアリングで上位表示されているということになりますから、比較的容易に上位表示が実現できます。

当ブログの直近の例でいうと、先日の「ジェイプロジェクト 流出」や、「三沢 動画」という複合キーワードで、エントリーをパブリッシュする直前時点で上位表示されるページに、そのキーワードが求めているであろう検索結果が含まれていなかったため、パブリッシュ後、特にGoogleは10分程度で上位表示されたこともあり、直後から約1日程度は、非常に多くの方に、エントリーをご覧いただく結果となりました(三沢さんには、改めてご冥福をお祈りいたします)。

3点目については当然のことですね。1,2点目を満たしていたとしても、そのキーワードを検索するユーザの求めるコンテンツやサービスを提供していなければ、再訪問はありませんし、商品が売れることもないわけですから、自分が提供するコンテンツやサービスを本当に求めているユーザーをターゲットに見据えたうえで、1、2点目の要素について、考えることが重要なわけです。検索エンジン側の思想としても、「検索ユーザに対して、最適化した情報を提供する」ということが大前提ですから、目先のトラフィックだけを意識して、検索結果に、いわゆる「ゴミページ」をばらまくのは、自重した方がよいでしょう。そういうウェブページは必ず淘汰されますし、個別には成功したとしても、それを継続するのは、やはり体力勝負になってしまいます。

おおむね、以上のような要素について意識していれば、小規模サイトであったとしても、初期のプロモーションとしては、十分な結果を得られるはずです(先の「不動産」のように、すでに競合がひしめきすぎている市場の場合は厳しいでしょうけれど)。

SEOは、取り組めば取り組むほど深い世界ですが、検索エンジンの「検索するユーザーに対して最適化されたコンテンツを提供する」という大前提さえ忘れずに意識しておけば、あとは、自分が発信するコンテンツのクオリティとタイミング次第で、大きな結果を得られるはずです。ということで、本エントリーを終わりたいと思います。
サイワールド日本版が8月に終了。韓国本社の方針変更を受け

まったくノーマークでしたが(というか、このニュースを聞くまで、サイワールドが日本展開していたことすら忘れていました)、韓国大手のコミュニティサービスサイワールドも、2009年8月21日での終了・閉鎖を発表したそうです。

以下、終了のお知らせより抜粋。

http://jp.cyworld.com/mycyworld/notice_read.php?postid=393
会員の皆様に残念なお知らせをしなければなりません。
2009年8月21日(月)をもちまして、日本サイワールドはサービスを終了することとなりました。

5月26日のサーバーメンテナンス以降、多数のエラーが発生し
会員の皆様には多大なるご迷惑をおかけいたしておりました。
サービス終了に向けての準備段階としての作業でしたが、
予想外の障害が発生する事態となってしまいました。
復旧のためできる限り手を尽くしてまいりましたが、既にサーバーを移転しており
サービス終了時までこれ以上の改善は見込めない状況です。

諸般の事情により、会員の皆様に現状のご報告をすることがなかなか叶わず
お知らせが遅れたためにさらなるご心配をおかけしてしまったことを深くお詫びいたします。
本当に申し訳ございませんでした。

サイワールド存続に向けての応援やお心遣い、ご叱責などたくさんのメッセージを頂戴いたしましたが
弊社の力不足のためにお応えすることができず、大変に心苦しい気持ちでいっぱいです。
皆様のご期待に沿うことができず、本当に申し訳ございません。

気になったのが二点。

一点目は、冒頭の記事にもあった

2008年5月のリニューアルで、韓国の芸能やニュースなどの最新情報を発信するなど、「韓国が好きな人々が集まるSNS」へとサービスコンセプトを変更していた。

という部分。

昨年時点でサービス開始3年が経過し、10万人に満たない会員しか獲得できていなかった現状からの打開策を、という形での方向転換だったのでしょうが、完全に迷走しているように見受けられました。

本家韓国サイワールドと、どういった差別化をしたのか、あるいはそのまま展開していたのか、まったく情報を持っていないので分かりませんが、いずれにしても、既にmixiの一強体制に近づいていた当時の日本市場において、何らかの魅力を感じさせることができなかったということなのでしょう。

これで、いわゆる「ホムピィ」スタイルを採用&打ち出しているサービスは、ほぼ淘汰された格好かなと思います。
2000年代最初の5年は、インターネット先進国であった韓国からローカライズされるコミュニティサービスが多くありましたが、SayClubしかり、CURURU(似た意味ではcafestaもですが)しかり、次々と終焉を迎えていますね。

さて、2005年当時に、サイワールドとCURURUについて、徳力さんが書かれたFPNの記事がありました。

 ITmediaの記事にもあるように、CURURUやサイワールドは、広告収入を中心とするmixiやGREEと異なり、アバターの関連オプションを優良にすることで収入を得るというビジネスモデルを取るようです。
 韓国のサイワールドでは実際にこのビジネスが非常に上手くまわっているように聞いていますが、はたして日本でもバーチャルなオプションに対してお金を払うというビジネスが上手くいくのかどうか。
(そういえば、日本にも他にもアバターサービスっていろいろありますけど、それぞれ盛り上がってるんでしょうか・・・・?どうもその辺の知識は弱いです)
 ITmediaの記事によると、CURURUは、Naverブログが「成功して」利用者が集められたのに収入が思ったように得られなかったので、SNSモデルに移行したのだとか。
 固定インターネットのデジタルコンテンツにはなかなかお金が落ちないといわれる日本で、新しい事例を作れるのか。やっぱり日本ではだめだったと振り返られてしまうのか。 

結果だけをみると、「やっぱり日本ではだめだった」という振り返りになりそうですね。
PCでの課金モデルで成功しているコミュニティサイトは、同じ韓国系のハンゲーム(ゲームポータルが主ですが)ぐらいでしょうか。
僕自身、前職でかかわっていた、デジタルコンテンツへの課金をビジネスモデルとした日本発のサービスも同じように失敗しましたしね。

// GREEのモバゲー化も、当時は予想だにできませんでしたが(笑)

それから、気になる二点目はこちら。

復旧のためできる限り手を尽くしてまいりましたが、既にサーバーを移転しており
サービス終了時までこれ以上の改善は見込めない状況です。

上述の記事でも触れましたが、DOBLOGの終了経緯に近い負のイメージのまま、終了してしまうようです。
まあ、終了するサービスに、これ以上のリソースを割いてまで……という判断は、今回のオペレーションにおける戦術上は正しいのでしょうが、こういうことをやってしまうと、今後、もう一度日本市場へ展開しようと考えた時に、多少なりとも影響があるでしょうね。戦略上どうなのかと。少なくとも、僕はそう感じます。

さて、すでに時は2009年。

2005年~2010年の5年間がどういった時代だったと後に振りかえられることになるのかは分かりませんが、ようやく、ネットコミュニティサービスの勃興期からは抜け出したようにも感じています。

淘汰されゆくサービスの多い中、現時点で、着実にユーザの支持を集め、かつ十分な収益を上げているサービスに関わっていることを、自分自身感謝しつつ、次の10年、あるいは次の5年を見極めていかなければならないと、改めて感じました。
先日のアップデートで大きく順位を落としたいくつかのキーワードが、yahoo!で少し変動しているように思います。

本ブログもそうですが、本業の方で見ているいくつかのサイトで、そういった傾向が見られました。

動いているものはランクアップしているので、嬉しい動きではありますが。

他にそういったエントリーも見かけませんから、気のせいかな。

ま、あまり気にせずいきましょう。

ところで、またブログ名称を変更してみました。

キーワードを減らしてみましたが、動きがあるか見てみましょう。
約1年、ひとのお下がりで我慢してきたPCをようやく買い換えることになりました。

弊社はメンバー全員がなぜかVAIOを使っておりまして、買い換えるマシンも当然のようにVAIOにしました。


スペックはこんな感じ。

プロセッサー:core 2 duo p8700(2.53GHz)
ディスプレイ:13.1型ワイド 1600×900
メモリ:8GB
HDD:500GB

メモリなんて、今まで2GBしか使ったことないから、一気に4倍です。
プロセッサも今が1.30GHzだから、かなり上がります。
3.06GHzというのもあったのですが、電力消費量のことを考えて安いやつにしました。

しめて、約25万円。26日ぐらいには手元に届くようです。

ワクワクするとともに、PC乗り換え作業が憂鬱すぎます。

ちなみに、今家にノートが3台ありまして(全て会社のですが)、4台目のマシンになります。
5年前の自分はこんな状況想像だにしなかったろうなぁと思うばかりです。
ま、これも会社の資産なわけですけれども。

ところで、このブログ、yahoo!のTDPを受けているのかな?
若干TDPとも違う挙動のような気もしますので、単なる一時的なものかもしれませんが、先日のアップデート以降以下のような状態です。

一番重要なページと認識されているページが「.com/」ではなく、「index.html」がついています。かつ、キャッシュが古い。



そして、site option検索をすると、一番上にアーカイブページが表示されます。



しばらく様子を見てみましょう。
中の人からの宣伝ご好意で、本日開始のNAVERのクローズドβに参加させていただきました。

以下、公式ブログより
http://naverland.naver.jp/?p=259
ネイバージャパン株式会社は、2009年6月15日(月)12:00より、
インターネット検索サービス「NAVER(ネイバー)」の
クローズドβサービス(先行体験版)を参加者限定にて、
公開いたしましたのでお知らせいたします。
今後は、クローズドβサービスを一定期間運営しながら
参加ユーザーと共に改善を行った後、
2009年夏までに一般公開サービスへ移行する予定です。

NAVERはもともとNHNが韓国で提供している検索サービスですが、本家「NAVER.com」の規模は、訪問者数が1700万人/日、ページビュー(PV)数が10億PV/日。全世界の検索市場におけるシェアは第5位とのこと。

ちなみに、弊社が運営する全サービスの合計で、かつ、月間の数字で、ざっくり訪問者数が600万人、PVが3億弱といったところですから、その規模の大きさがうかがい知れます(こうしてみると、訪問者数対PVの割合って、同じぐらいですね)。

詳しいキャプや機能の紹介については、CNETのNAVERの正体は高機能な検索コミュニティ--クローズドベータ版を公開にて詳しく紹介されていますので、そちらをご参照ください。

韓国では、検索といえば、Googleでもyahoo!でもMSNでも、当然baiduでもなく、「検索=NAVER」という図式のようですが、日本市場への展開は、かつて一度失敗し、撤退しています(一度目は2005年に撤退)。僕自身は、当時のサービスも、本家韓国のサービスもほとんど知らないわけですが、せっかくのクローズドβということなので、とりあえず少し使ってみた感想をば。そんな知識レベルという前提で、以下ご覧ください。

さて、昨年、再展開の話を聞いてから楽しみにしていましたが、ようやくといった感じですね。

今回のキモは「まとめ」機能なのですかね。特定のキーワードで検索したときに、利用者が自由にそのキーワードに関連するまとめページを作成でき、それを他の利用者と共有することで、オープンソース的にそのページのコンテンツを作っていくという形。

wikiに近いものを、外部ではなく、内部のコンテンツとしてつくるイメージで考えれば良いと思います。


スナップショットや名試合動画など、テーマあるまとめページを作れます。 

あとは、他の検索エンジンとの差別化という意味では、そもそも本家韓国で元祖らしいですが「統合検索」というのがデフォルトとなっています。結果には、検索タブにある「ウェブ、画像、動画、ブログ、口コミ、テーマ」といったカテゴリの検索結果の他に、Q&A系サービスの検索結果や、トレンドランキング、関連検索語といったコンテンツが同時に表示されます。もちろん、各カテゴリごとの検索も可能です。

いわゆる「ユニバーサル検索」に近いイメージですが、Googleやyahoo!のそれが、既存のウェブ検索の検索結果を基礎とした上で、その質や利便性を少しでも高めようという意識の元に他の要素を織り交ぜ初めているのに対し、NAVERのそれは、そもそも、ウェブ検索だけに必要以上の役割を担わせることなく、検索するユーザそれぞれに異なるであろうニーズに向けて、異なる切り口の検索結果を、それぞれ同等に近い価値を付与した状態で提供する(とはいえ、ウェブ検索の比重はどうしても大きくなりますが、意識としては、そういうものだと感じました)という点において異なります。

また、各カテゴリごとの検索では、ページ上部に、ワンクリックで検索結果をカスタマイズできるオプションメニューが設置されています。ウェブ検索で言うと、表示件数の変更や、表示順の変更(関連度順、更新日時順)といったもの。動画であれば、再生時間別に絞り込みができます。それ以上のオプションも、GoogleやYahoo!と違って画面遷移することなく設定できるようでした。これは非常に便利です。

検索結果の表示についていうと、一部、titleタグに指定されたキーワードではないものが表示されるケースがあるようです。いわゆるサイト名と、SEOなどを意識して入れられたサイト名以外のキーワードを認識しているのかもしれません。yahoo!検索の検索結果に、yahoo!カテゴリの登録名が表示されるのと同じイメージ。どういうロジックで取得しているのかは分かりませんでした。

また、どうしてもメインに見られがちなウェブ検索の検索結果の精度についてですが、これは、ちょっと使ってみた感じは可もなく不可もなくといったイメージです。たまに変な検索結果が混ざっているようにも思いますが、全体として、すごく精度が悪いとも言えず。もう少し実際に使ってみないと分かりませんね。もしくは、専門家の方のエントリーを参考にしたいところです。本家韓国では、通常のウェブ検索の精度はどういった評価なんでしょうか?

ただ、インデックスされていないサイトもちらほら目につきましたので、クローラの精度は気になるところです。yahoo!のトップページのキャッシュですら、現時点で、日付が4月22日でしたし。最近はGoogleのクローラのクロールスピードが本当にすごいですから、そこで差をつけられると痛いでしょうね。

独自の面白い機能としては、テーマカテゴリにある人物ファインダー。





カテゴリや出身、性別、年齢などの条件を選択すると、それにマッチする人物の画像を自動的に一覧してくれます。マウスホイールで左右に移動できるのですが、ajaxライクな動きもスムーズでgood。多少色もの的な印象もありますが、この機能に限らず、Googleと真っ向から勝負するのではなく、何とかして独自性をというスタンスは随所に垣間見れます。

あと、ふれておきたいのが、別途ダウンロードが必要ですが、専用のツールバーです。複数の検索エンジンを選択して検索できる機能や、画面キャプチャ、キーワードをハイライトするといった機能がデフォルトで搭載されていました。今のところIEのみみたいなので、chrome派の僕はなかなか使う機会がなさそうですが、これは使い勝手が良いです。

と、割と多機能なのであまり使いこなせていない状態ですが、全体的に好感触です。UIもかなり練った様子が見て取れ、操作性という点では不満はほとんどありませんでした。むしろ、このクオリティは、検索エンジン云々は置いておいて、非常に良いです。

設計という観点から見ても、遊び心と、実用性の両方が十分に意識されており、これも、それぞれ高いクオリティです。関連性ある情報への誘導もこまめにされている印象で、サービス内の回遊性も高いと感じました。

ウェブ検索の精度がどの程度かにも大きく左右されますが、ystと同程度レベルのものであれば、独自性という点で、十分国内の検索エンジン市場で勝負できそうな期待感を持たせてくれました。少なくとも、現時点で独自機能のないBingよりは伸び白があるでしょうね。

ターゲット的には、yahoo!検索をデフォルトで使っているようなユーザーが、この段階でNAVERに自発的に乗り換えるケースはあまり想像できませんから、初動としては、Google検索をデフォルトで使っている若干リテラシの高いユーザに対して、セカンド検索として、yahoo!ではなくNAVERをといった訴求の仕方で広めていく方がよかもしれません。少なくとも、ウェブ検索の精度自体でGoogleに勝負を挑むのが厳しいのは認識されているはずですし、、だからこそ、独自性という点を意識した設計になっているはずです。

いずれにしても、キモである「まとめ」機能に対して、どれだけのコンテンツを蓄積できるかという部分が勝負所でしょうから、そこへのロイヤルティの高いユーザの囲い込みも最優先で動いてくるでしょう。「まとめ」への、スパムや営利目的の投稿への対策をどのように考えているのかも注目です。

うまくいけば、遠くない将来に国内3位の位置は見えてくるかもしれませんし、検索エンジンというよりは、コミュニティの側面も非常に強いですから、独自のポジションを築く可能性にも期待したいところです。

それにしても、昨今、これだけウェブサービスが淘汰されゆく時勢の中(同社のCURURUもしかりですが)、これだけのスケールインパクトで攻めてくる姿はすがすがしさを通り越して、ワクワクします。ここ数年、この規模での展開はほとんど聞いた覚えがありません。成功するにしても、失敗するにしても、今後が楽しみなサービスです。
COOKPAD(クックパッドを運営するクックパッド株式会社が東京証券取引所マザーズ市場への新規上場を承認され、7月17日に上場する予定とのことです。


CNETの記事によれば

2008年4月期の売上高は6億7673万円(前期比218%増)、営業利益は3億1961万円(同283%増)、経常利益は3億1990万円(同283%増)、純利益は1億7606万円(282%増)。

とのこと。

月間2.8億PV程度で、この規模の売上は凄いですね。有料利用もできるとはいえ、おそらく広告モデルが中心だと思われますが、特定のカテゴリに特化した媒体で、ターゲットも絞り込まれているとなると、ある程度のトラフィックを超えると、PV単価一つとってみても相当跳ね上がる感じなんでしょうね。

それにしても、前期比218%増って、どういう理由なのでしょう? 

いずれにせよ、今後、どのようなビジネス展開をされるのか、非常に楽しみです。

さて、最後にちょっと意地悪ですが、クックパッドと言えば、2005年の炎上事件の際に、こんなエントリーを書きました。


炎上の後、どうやって立ち直ったのか(あるいは、サービス的にはそれほど影響なかったんでしょうかね?)まで経過観察していませんでしたが、まあ、うまくやったのでしょう。当時のスタッフさんは、まだ務めてらっしゃるんでしょうかね。

サービス自体は1997年にスタートしているとのことなので、相当我慢の期間も長かったはずです。

ネットコミュニティサービスは、やはり「継続こそ力なり」ですね。

またP2Pソフトによる流出事件だそうです。

東証マザーズ上場の居酒屋・和食店チェーン株式会社ジェイプロジェクトの関係者(社員かどうか未確認ですが、社員なんでしょうね)のP2P利用により、店舗の部門別原価率や業務メールなどの重要書類と共に、プライベート写真なども含むと言います。

既に個人を特定されている上に、上述のプライベート写真なども含まれることもあり、2chなどでは例によって祭りとなり、しかし、今回は次々とリアルタイムにスレッドが削除されている様子です。 

運営側の対応としてはこれは正しいものと思いますが、しかし、もはや不特定多数のユーザに写真含めて広まっている状態では、どうしようもないでしょうね。

これ系の事件を見るたびに、いいたたまれない気持ちとになると共に、事後でも、どうにかすることはできないものかなぁと思ってしまいます。当人はまだしも、巻き添えを受けた人や、管理監督責任があるとはいえ会社の方もある意味被害者ですよね。

ジェイプロジェクトの株価はどうなるでしょうか……。直近3カ月は上昇中で、現時点で63,500円だそうですが。

余談ですが、いわゆるこういう事件のことを「つこうた」「またつこうた」と呼ぶのですね。
13日午後8時45分頃、広島市の広島県立総合体育館グリーンアリーナで、プロレスリング・ノアの試合中だった、ノア社長でプロレスラーの三沢光晴さん(46)が相手選手に投げられ、頭部を強打し、その後搬送先の病院で、午後10時10分になくなったとのことです。


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現在、noahオフィシャルサイトは、アクセス過多で一時的に閲覧できなくなっていますし、2chでは、複数のスレが乱立し、かなりのスピードでレスが伸びており、相当な混乱・衝撃が見られます。これだけでも、影響力ある人だったことを伺いしれます。最初にこのニュースを見た時は誤報かと思いましたが……。

映像や動画などは確認できていませんが、試合は、斎藤彰俊・バイソンスミス対三沢光晴・塩崎豪で、書き込みなどを見ると、斎藤選手のバックドロップが原因とのこと。

詳しいことは分かりませんが、バックドロップがかなりの急角度だったのでしょうか? ベテラン選手が普通のバックドロップでこのような事故に至るとはなかなか思えないのですが、映像などは見ていないので何とも言えません。相手に非があるような類のものではないと思いますが、しかし、こういう事故にいたってしまったという点では、斎藤選手もいたたまれない気持ちでしょうね……。

個人的には、あまりプロレスに興味ありませんでしたが、二代目タイガーマスクとしても有名でしたね。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

※6/14 youtubeに、最後の入場シーン及び、事故直後の映像がありましたので追記




その他古い動画ですが、こちらもyoutubeより。

初代タイガーマスクvs2代目タイガーマスク(佐山聡vs三沢光晴)入場



初代タイガーマスクvs2代目タイガーマスク(佐山聡vs三沢光晴)初コンタクト


三沢タイガー マスクを脱ぎ捨てる




最後に本事故のニュース報道 

最後に、事故が起きた試合の宣伝image(既に削除済みの公式サイトよりキャプ)
さて、今年3月からブログの更新を再開しまして、そろそろ6月ですので(日付的にキリ悪いですが)、ここまでの人気記事でもご紹介しようと思います。

2009年1月1日~2009年6月12日までのアクセスランキング(PVベース)

    ⇒悲惨な事件&祭りでしたが、未だに……。当事者の方の心中はお察しします。

    ⇒梅田さんからもブクマいただき、はてなからのアクセスが多かったようです。
     「ウェブ時代をゆく」は読み終わっているんですが、まだエントリーにし切れてません。

    ⇒まとめ系のエントリーは強いですね。

4位 パンくずナビ (旧サイト)
    ⇒なぜこれが??

    ⇒1位と同じエントリーですが、新ブログのURLの方が被リンクがないので弱いですね。
      というかちゃんとリダイレクト設定しようかな……。

    ⇒yahoo!検索スタッフのブログにTBしましたところ、そこからの流入が多かったようです。

    ⇒自分が困っていることは、世の中みんなも困ってる!

    ⇒いろいろ書きましたが、とはいえxmlは補足的なものとして考えた方がよいでしょう。

    ⇒logを見ると、NHN中の人からの閲覧が多かったようです。

     ⇒最近これ系のコラム書いてないですね。書きたいのですが、時間がないです。

     ⇒関連キーワードでの流入があったにもかかわらず、まったく関係のないエントリーにたどり着いていたようなので、
       あえてかいたエントリーでしたが、よく読んでもらえていてうれしいですね。

     ⇒これも、自分が困ってるものはみんな困ってる! 理論での知の共有。

     ⇒これもですね。

     ⇒mixi系のコラム強し。自分自身はmixiほとんど使ってませんが。

     ⇒記念すべき再開後最初の駄エントリー。後藤さん失礼しました。


振り返ってみると面白いものですね。

ついでなので当ブログ全体のanalyticsのデータも公開してみます。

全流入合計(直近一か月)
セッション数 1713セッション 前年比 85%up
ユニークユーザー数 1501UU 前年比 73%up
ページビュー 2606PV 前年比 144%up

検索エンジン流入合計(直近一か月)
セッション 1207セッション 前年比61%up
 (内Google 980セッション)
検索語数 981語 前年比 298%up

さすがに放置時期と比べると、顕著に増えますね。
検索語数の急増が嬉しいところです。
新規セッションが約9割のようです。

今後も引き続き宜しくお願いします。
先日、Microsoftの新しい検索エンジンが公開されましたね。

その名もBingだそうです。

動作は以前よりだいぶ軽快な気がします。
検索結果の精度も、若干上がってる? ような気がしましたが、どうなんでしょう。

ただ、比較的内部施策だけのサイトでも上位表示されているようにも感じます。

直近ではほとんど被リンクを獲得していない当ブログも、1ページ目に表示されるようでした。


今のところ、live searchのガワだけを差し替えただけで、独自の機能はないので、いきなりどうこうということはなさそうですが、ITmediaの記事によると、今後、独自の機能を順次投入していくとのこと。

注目に値するかは、それ次第でしょうね。

ところで、このトップの画像はどうもいただけないと思うのは僕だけでしょうか。



15日からNAVERも日本国内のサービス再展開に向けてのクローズドβを開始するそうですが、いかがなものでしょう。
Ask.jpが検索サービスを終了するそうです。

http://static.ask.jp/docs/release/090612.html
平素より、Ask.jpをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
この度、株式会社アスク ドット ジェーピーは、法人向けソリューションに特化する事業再編と共に、
以下のとおりAsk.jp検索サービス(www.ask.jp)を終了いたします。

【終了対象サービス】
・ 6月25日: Ask.jp(ウェブ検索、ブログ検索、商品検索、カテゴリ検索)

尚、以下のサービスは引続き法人向けに提供してまいります。

【提供継続サービス】
・ メディア向け動画広告配信ソリューション
・ ビデオパネル
・ 動画配信API
・ ウェブサイト構築/制作サービス


ITMEDIA 「Ask.jp」検索が終了 一般向けサービス撤退
itmediaの記事も。

B2Cから撤退して、B2Bに事業を一本化するという選択と集中。個人的に、3年前のどこかの会社を思い出しますが。

これまで全く意識したことがありませんでしたが、試しにいくつかの管理サイトで、検索エンジンからの流入に占めるシェアを調べてみたところ、ask.jpからの流入は、0.01%~0.02%程度、小さなサイトだと、月に1セッションすらないという燦々たる状況。5年運用してこれなら、この選択もやむなしでしょうね。3大検索エンジン以外は、検索市場への参入の余地は全くなしなんでしょうか。

ま、一度も意識して利用したことはないので、まったくなんの感情もありませんが……。

3大検索エンジンといえば、先日、MicrosoftのBingがリリースされましたが、それは次のエントリーにて。
報道ステーションで、正男氏が、テレビ朝日の取材に英語で答えていました。

よく思いますけど、やっぱりネイティブじゃない人の教科書通りの発音は日本人にも分かりやすいですね。
ようやく、中学英語を思い出し始めたレベルの僕でも、8割方理解できる感じでした。

字幕を読まなくても英語が入ってくるようになるのは嬉しいですね。

最近英会話を教わっている先生も相当分かりやすく発音してくれる方ですが、やっぱりまだ聞き取れないところも多いです。

引き続き、精進しましょう。
さて、先日のupdateから比較的短い間隔で、ystのindex updateが行われましたが、今回は、検索順位が大きく動いたケースがいくつか確認されました。本ブログもそうですが、本業の方で見ている管理サイトも大きくダウンしたサイトが複数あります。

戦々恐々とされているウェブマスターの方々も多いのではないでしょうか。

あまり、この変動に関する要因に触れているブログなどが見つからないのですが、今のところ、被リンクに関する何かしらのアルゴリズムが加えられた、もしくは変更されたのではないかと予想しています。

直近に獲得した被リンクの数を見ている可能性もありそうです(一度多くのリンクを獲得しても、最近被リンク数が伸びていなければ低く評価する、といった意味合い)。

だとすると、アルゴリズムとしては、ある程度納得の行くものでもあります。

比較的時間経過によって効果の薄れるソーシャルブックマークなどからの被リンクは永続的な効果が薄いという点もあり、強引もしくは金銭的な手段を用いてのリンク獲得でも効果を得られていましたが、こういったアルゴリズムが重要視されるようになると、力技で被リンクを獲得しているような媒体にとっては、それを継続し続けなければいけないという点において、脅威かもしれませんね。

ま、まったく検証できていないのでわかりませんが……。

今後、ちょっと追跡します。
2005年以来でしょうか、個人的にもいろいろありましてずっと避けていたのですが、先週、ものすごく久しぶりにオリジナルバンドが出演するライブイベントに行ってきました。南青山のレッドシューズというライブハウス(バーにステージが併設されているぐらいの感じでしたが)。

たまたま知人に誘われて行きましたが、4バンド出ていて、その中のAddictionという札幌のバンドに、これまた久しぶりに感動してしまったので紹介します。

スリーピースのロックバンド。どちらかというと、下北系とかに近い匂いも感じました。
ドラムが女の子だったのですが、とにかくドラムの存在感が凄い。
小気味良く、迫力があり、間とか空気感とか、感じるもの全てが一番気持の良いところに入ってくる感じ。
こんな感覚はなかなか味わえないです。

一曲だけあったドラムがメインボーカルの曲は、さすがに空気感まで支配しきれていない感じでしたけれども。

ギターボーカルとベースもそれぞれ雰囲気持ってる感じでしたが、ドラムが違ったら、きっと全く違うバンドになっていたんだろうなぁとすら思った次第。

これ系のバンドはあまり知りませんが、こういうライブ感を味わえると、連日ライブハウスに足を運びたくなる気持ちが分かります。とにかく良いバンドでした。

物販でCDを買って帰ろうかと思ったのですが、メンバーもスタッフさんも見当たらなかったので、帰宅後、インターネットで購入しました。





ダウンロード販売で初めて音源買いましたが、普通にCD買うよりやっぱり安いんですね。

ちなみに、紹介しておいてあれですが、音源はそこまでグッとこなかったです。
楽曲自体がどうというよりも、いわゆるライブバンドなんでしょうね。

でも、あのドラムの創る空気感には、また埋もれたいなぁと。

わざわざ札幌からお疲れ様でした。
        

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