"ながら"読書のススメ

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今日は趣向を変えて、僕が実践している、効率良く時間を使える読書法を紹介したいと思います。

題して「”ながら”読書のススメ」

文字通りなのですが、「何かをしながら読書をする」というだけのものです。

ただし、二つのポイントがあります。

一つ目は、シチュエーションや状況に応じて、読む本を変える、また、同時に複数の本を読み進めるというもの。
二つ目は、「これから何をするからこの本を読もう」ではなく、あらかじめ、そのシーンにあった本を、その場所に置いておくというもの。

では、僕の日常生活において、どういった本をチョイスしているのかと合わせて、この読書法を紹介します。

1.出社し”ながら”読書
通勤や通学は毎日のこと。たった15分でも、往復30分。一週間5日間で2時間半。たかが通勤時間と思うなかれ、結構な浪費です。

ただ、それほど長くない通勤時間で乗り換えがあったりすると読書をするには不向きでは? と思われるかもしれません。

そういう時は、読む本の種類を変えればOKです。

それほど頭を使わなくてすむ、一つ一つの記事の短い、かつ新聞のようにその日に読まなければいけないような鮮度重視のものではない本を読みます。

例えば……

・IT系の情報誌
・SEO関連の情報誌
・政治経済系の雑誌
・英会話の本

一つひとつの記事は短く、細切れの時間でもストレス無く読み進められます。
こういった本を、常に一つ鞄に入れておきます。帰宅して取り出すことはありません。電車の中専用。

なお、そもそも通勤時間が長い方は、長い通勤時間にあった本を選ぶとよいでしょう。


2.仕事中に休憩し”ながら”読書
9時間仕事しているとして、お昼ご飯を食べているとき以外の時間、100%フルに手と頭を動かしていますか?
僕は比較的休憩を取らない方ですが、例えば、人によっては、気分転換にネットサーフィンをしてみたり(ベンチャーでウェブ系の業種の方は特に)、タバコを吸いに行ったり、思考停止してフリーズしてしまったり、といったことがあると思います。

そういう時間は、目の前の仕事への集中力が切れているだけの状態で、デスクワークの方は特に身体が疲れてしょうがない、といった状況でないことが多いので、同じ気分転換であれば、読書をするのも手です。

今取り組んでいる仕事への集中力は切れてしまっているものの、気持ち的には仕事モードといったことが多いので、仕事モードだからこそ読み進められる本を読みます。ものすごく興味を持って読みたいわけではないけど、業務上どうしても必要で、勉強・情報収集しないといけない、といったたぐいの本です。

例えば……

・法人の節税関連の本
・プログラム関連の技術書

気持は仕事モードですので、仮に興味が薄くても、直前まで取り組んでいた仕事からの気分転換という意味では、十分にその役目を果たしてくれます。

また、こういった本は、いざ帰宅してしまうと、気持ちが「プライベートモード」に切り替わってしまい、帰宅後に改めてモードチェンジしようとしても、なかなかうまくいかず、結局なかなか進まないといった落ちが付いてしまうこともありますので、仕事モードのときに読んでしまう方が取りかかりも早く、はかどります。

また、仕事に関連するものであれば、気分転換し続けていても、傍目からは向上心あふれる熱心な社員だという目で見られます(?)。

休憩中に読む用に、一つオフィスのデスクに置いておきましょう。これも、自宅には持って帰りません。
オフィスに置けなければ、鞄に忍ばせます。帰宅しても取り出してはいけません(持っていくのを忘れたりするので)。

なお、余談ですが、最近、メインで使っているパソコンの調子が悪く、結構な頻度でフリーズしかかります。
パソコンがタスクフルになっているときって、いらいらして無駄にクリックしてみたりしてしまい、余計にフリーズ時間が長くなったりするのですが、そういうときにも、目の前にある本を手に取るようにしています。超細切れの時間も活用します。


3.クールダウンし”ながら”読書
これも、前項と同じです。仕事を終えた状態で、少しオフィスに残って読書。帰宅していないので、気持ちは仕事モードです。業務上必要だけど、それほど興味はないといった本を読み進めるのにうってつけです。また、休憩中よりも、がっつり時間をとれますので(帰りたいという欲望に打ち勝てれば)、勉強もはかどります。

例えば……

・法人節税関連の本
・プログラム関連の技術書

これも、2と同じですね。オフィスに置くか、鞄に入れて持ち歩き、自宅では取り出さない。


4.帰宅し”ながら”読書
基本的に朝の通勤時と同じですが、ひとつ違うのは、脳が相当疲れているという点。脳が疲れているとき、人は、自然と脳を使わないようにするようです。が、どうせ帰ればゆっくり眠れますし、我慢するのもそれほど長時間ではありませんので(家が遠い方は別ですが)、がんばって読書をします。完全に脳を休める時間を極力作らない。身体は休めても脳は動かす。

とはいえ、勉強系や暗記系はなかなか脳に入ってきませんので、とりあえず読み流せて、何か興味のある情報があったときだけ深く読み進めればよいようなものを中心に読みます。英語のお勉強系ははずします。

例えば……

・IT系の情報誌
・SEO関連の情報誌
・政治経済雑誌

ここらへんも、鞄の中に常に入れておきます。これを実践していると、鞄の中に数冊の雑誌や本を入れなければならないときもありますが、がんばりましょう。ちなみに、僕はオフィスに本を置ける環境がないので、常に2、3冊鞄に入っています。重いです。これだけが不便なところ。


5.入浴し”ながら”読書
入浴は一日の疲れを癒す最大のリラックスタイム。女性なんかは結構長風呂の人多いですよね。目を閉じて、肩までつかり、筋肉の張りをいやすのも良いですが、長く入れば入るほど、時間がもったいなく感じます。

ということで、お風呂も貴重な読書タイム。とはいえ、お風呂に持って入れる本は限定されます。ビニール袋に入れて読む人もいらっしゃるようですが、読みづらいですから、とりあえず、読んだら捨てても良いような雑誌を選択します。新聞を取っている方なら、新聞もよいでしょう(さすがに読みづらいかな?)。

種類としては通勤時と同じですが、実際通勤時に読んでいるのは、毎週、隔週発行のような時事ネタ重視のものではなく、きちんと保存して、必要に応じて読みなおしたいと思えるような、割としっかりまとまっている感じの雑誌(ムック系かな?)が多いです。

例えば……

・週刊、隔週発行の情報誌、雑誌

脱衣所に1つ2つ置いておきます。居間に持ち帰ったりはしません。お風呂に入っているときだけ読みます。


6.用をたし”ながら”読書
トイレも読書タイム。ですが、トイレ読書はそれほど時間がとれませんので、どうしても読まなければならないものや、今すぐ読み終わったからと言って劇的に何かが変わるような類のものは避けます。気持ちが向けば、そのまま籠って読みふけってもいいでしょう。閉鎖された空間ですから、いつも以上に集中できます。

例えば……

・ビジネス書
・ショートショート系の小説(星新一先生の本が好きでたくさん持ってまして)


7.手を動かし”ながら”読書
これはちょっとこじつけですが、ただ読むだけではあまり効果がない種類の本は、自宅に帰って、デスクに向かって、じっくり時間を取れるときに読みます。

例えば……

・プログラム関連の技術書
・実践しながら読みたい自己啓発系のビジネス書


8.ベッドに入り”ながら”読書
眠くなれば寝ればいいんですが、いざ寝ようとしても、寝付けないときってありますよね。特に僕は寝つきが悪いので、酷い時は、電気を消してから、布団の中で2、3時間眠れない日があります。そういう予兆を感じたら、思い切って電気をつけて読書。眠りにつくのが最優先ですので、つまらない、もしくは難しい本が良いでしょう。ただ、暗記系や、本当に業務に必要なものなんかは避けた方が良いです。寝る前まで仕事してるモードはつらいですし、寝る直前に読んでも、あまり頭に入りませんよね。また、趣味系の本は避けた方が良いです。面白くて眠れなくなります。

例えば……

・ビジネス書

これも、枕もとに一冊おいておきます。他の場所では読まない。


と言った感じで、シーンに応じて読む本を変えます。
また、「このシーンで読む本」を決めたら、その本は、そのシーン以外では読もうとしません(常に同じ場所においておく)。

なぜかというと、この方法の良い点は、「日常の細切れの時間を活用する」というものですが、細切れの時間というのは、日常のふとした瞬間に訪れます。そのふとした瞬間のニーズに合った本を、常にそのつど用意するのは難しいです。

たとえば、急にトイレに行きたくなった時を想像してみてください。目的は用をたすことですから、トイレに向かう時は「本を読もう」という意識はありません。しかし、トイレに入り、一息ついたときに目の前に本があれば、手に取ることと思います。

通勤も同じ。「通勤中にこの本を読もう」と、毎朝選ぶのは面倒ですし、忘れてしまいがちです。目的は通勤。通勤中、鞄を覗いたら本があった。そして読む。しかし、その本は、あらかじめ通勤というシーンにあったものが選ばれている。と言う状況。

あくまで”ながら”ですから、主目的は別にあり、その主目的を達成しつつ、さらに読書も、というものです。

また、ご紹介してきた主目的の中に「気分転換」や「リラックス」といった目的も含まれますので、そもそも主目的を達成しづらい本を選んではいけません。読書と一口に言っても、さまざまな脳の使い方をする本があります。シーンに応じた本を上手に選んでみてください。

なお、「いろいろな所に本を置いておき、日常の細切れの時間を活用する」という方法は知人が実践していた読書法です。それをさらに発展させたものが、今回ご紹介した方法です。お試しあれ。

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