ロジカルシンキングとマインドマップ

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数年前から、ちょくちょくロジカルシンキング系の本を読んでいます。

どちらかと言うと左脳人間なもので、ロジカルにものを考えるという行為自体は不得意に感じたことはないものの、「イメージする」「膨らませる」「視覚的な」「感覚的な」といったキーワードを、いまいち理解出来かねていました。

最近、真似ごとですが、いわゆる「マインドマップ」を実践するようにしています。

以前は、知人がマインドマップを実践しているのを見ても、いまいちそのメリットを理解しかねていたものですが、やり始めてみて、初めてその効果に驚いています。言葉では知っていましたが、実践するのとしないのとでは大きく違うものですね。脳の中でぼやっと考えていることが、視覚的に目の前に現れていく。

これまでは、何かを考える時やサービスを企画するとき、提案書を書くときなども、パソコンを前に、思いついたテキストを並べていく作業をしながら、徐々に論理構成を作っていくというやり方を行ってきました。テキストを縦に並べるだけで理解できない部分は、マトリクス化したりもしていましたが、それでも縦と横の関係のみです。

しかし、360度ある空間に、絵やキーワードを並べて行く作業をしてみると、非常にストレスなく物事を考えられるようですし、書き終わった後、非常にすっきりとした感覚が残るようになりました。論理構成を作るという作業にもすんなり入れるようです。

先日読んだ本に紹介されていた言葉で、非常に感銘を受けた言葉が2つありますのでご紹介します。

いい絵というのは、描き手にとって思っていたよりもはるかに高いレベルで、自分が漠然に考えていたことを具体化しているものです。本当にいい絵が描けた時は、自分が天才のように思えて(略)。それは、自分ではなく、自分の手が天才だからです。それと同じ効果を求めて、コンピュータでデザインを作っても、そういうわけにはいきません。なぜなら、コンピュータは使う人が命令した通りにしか動かないからです。一方、人間の手は、100%脳がコントロールし切っているわけではありません。
(奥山清行「フェラーリと鉄瓶」)

パソコンは作業の道具にすぎない。自分の考えが熟成されないうちにパソコンに向かうな
(高橋政史「マインドマップ 問題解決」)

目から鱗でした。

翻って自分をみると、何事も慎重に、コツコツ積み重ねていく作業は得意ですし、大きな失敗をすることはほとんどありません。関わっているサービスに関しても、時間はかかっても着実に結果を出してきています。でも、そこが落とし穴だったのかなということに気付きました。

失敗はしない。確実な結果。

これが、自分のやっていることに関して疑問を持つことを行わせず、変に蓋をしていたのでしょう。自分の理論や論理は間違ってはいない、リスクヘッジも充分、しかし突破力がないという弱点を、見て見ぬふりをしていたのかもしれません。

いろいろな人が、いろいろな目的や背景を持って利用するCGM系のサービスを考えるときは、こういった全方向視点の思考も大変重要だなとも感じます。

まだ始めたばかりですが、最近の気づきでした。

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