mixiの現在

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前の記事で触れたが、mixiが、いまや社会現象と呼んでも良いほどの盛り上がりを見せているのはご存知の通りだ。

現実社会にまで影響を及ぼすサービスといえば、良い意味でも悪い意味でも頻繁に取りざたされる2ちゃんねるを思い出す方も多いだろう。

mixiもそれに近いほどの影響力を与え始めているが、2ちゃんねると違って、今の時点では良いイメージが先行しているのも特徴だ。

サービストップのさわやかなイメージ(現在、AUの広告が全面に出ている様子)や、ソーシャルネットワーキングというハイソなイメージのせいでもあるかもしれない。

しかし、最も大きな要因としては、完全クローズドであるゆえ、おいそれと中身を知りえないことが大きく関係しているのではないだろうか。

選ばれた特別な人しか知ることのできない世界。加入していないものの想像は大きく膨らみ、いつか自分に招待状が来るのを待ち望む。その期待は過剰なまでにサイトのイメージを神格化し、たとえていうのなら片思いの異性を自分の中で美化してしまうのとにているが、そういう一般大衆の想いが、mixiのイメージアップに加担しているのだ。

だが、現実はそうとも限らない。現在のmixiは、すでに、かつて大きな盛り上がりを見せた「出会い系サイト」となんらかわりなくなってしまっていると言えるだろう。

完全クローズドであり、「友達の友達」しか入れないという表面上のスタンスとはうらはらに、招待状がオークションで売買されたり、2ちゃんねるで配布されたりと、ほぼオープン化されているに等しい。そして、その手の経路で加入するのはインターネット中級者?上級者であることが多く、初心者の多い一般ユーザーはまったくその事実を知らない。

神格化された「安全な」mixiの中で、出会い系サイト的なスタンスで利用するユーザーと接触することで、知らぬ間に危険に晒されている人も少なからず存在するはずであるし、たとえ危険な目にあってはいなくとも、意図せず「出会い系サイトを気軽に利用している状態」に、多くのユーザーが陥っていることに気がつかなければならない。

もちろん、出会い系サイトそのものが悪であるとは言うわけではない。むしろ、全てのコミュニティサービスにおいて、知らない人とコミュニケーションを行うという側面がある点において、出会い系的な要素は含まれており、そういう意味ではコミュニティサービス全てが出会い系サイトであるとも言える(出会い系サイト規制法の定めるところの出会い系サイトではないが)。

そうではなく、出会い系サイトを使っているという認識のないまま、安心しきってサービスを利用しているユーザーがいるという事実に対して、警鐘を鳴らさねばならない。完全なる安心などあり得ないインターネットサービスにおいて、過度の、そして幻想的ともいえる安心感を伴って利用している初心者ユーザーほど、狼達にとってかっこうの餌食はないのだから。

インターネットがここまで普及し、mixiの登場によってより身近になってしまったコミュニティサービスは、mixiのそのイメージによって、一般ユーザーをより危険に近づけてしまっている。こういう裏の現実は、サービス提供者から発信することのできない、あるいはしたくない部分であり、また、インターネットに精通しているとは言えない多くのマスメディアの人間たちも、自ら気づくことが難しいものだ。

インターネットの普及とともに、もっと、正しい利用方法も認知されるようにならなければならない。

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