先日、UCCがtwitterを使ったキャンペーンで炎上してしまった事件がありましたので(経緯やまとめは徳力さんの記事が分かり易い)、いわゆる、ソーシャルメディアマーケティングについて少し記しておきます。
既存の枠組みであった、テレビやラジオなどの、いわゆるマスメディアを使ったマスマーケティングに対抗する存在として比較されがちなのが、インターネットを使ったウェブマーケティングです。
その中でも、Googleに代表されるロボット型検索エンジンが、より一般的なウェブ世界の入り口となるにつれて、重要視されるようになったプロモーション手法としてSEO(Search Engine Optimization/サーチエンジンオプティマイゼーション)が出現し、その後、それを包括する概念、マーケティング手法としてのSEM(Seach Engine Marketting/サーチエンジンマーケティング)が確立されました。※似た言葉で、SMO(Social Media Optimization/ソーシャルメディア・オプティマイゼーション)などもありますが、少し趣旨が異なるので、本稿では触れないこととします。
そして、今、より新鮮な捉えられ方で盛り上がっているのが、SMM(Social Media Marketing/ソーシャルメディアマーケティング)というわけです。
とはいえ、ソーシャルメディアマーケティングという概念自体は、ブログやSNSなどが台頭し始めた時期から既に存在しており、特別新しい言葉でもありません。しかしながら、ここにきて、ウェブ業界とは何ら関係のない大企業や小さな商店ですら、ソーシャルメディアマーケティングという手法を我先にと試みている様子が、何かにつけて耳に入るようになってきているのはなぜなのでしょうか(くしくも、その代表的な失敗事例となってしまったのが、冒頭のUCC事件となわけですが……)?
これはひとえに、現在のソーシャルメディアの存在が、かつてのソーシャルメディアには無かった、新しい価値や概念を持ち始めたためだと考えられます。
数年前のソーシャルメディアを使ったマーケティングを思い起こしてみても、ほとんどは従来のバナー広告を使ったプロモーションに落ち着いてしまっていましたし、また、少し新しい感覚のあるマーケティングとしては、例えば、セカンドライフへの出店やmixiの公式コミュニティなどの利用が挙げられるでしょうが、ではそれらが商品やサービスの利用に大きなインパクトを与えるほどの「新しい手法」として確立されたかというと、答えはNOでしょう。前者については、日本ではサービス自体が失敗しています。
消費者目線とか相互対話といった耳触りのよい言葉によって受け入れられやすい側面がある一方、多くは、それ以上の、費用やリソースに見合う具体的な何かは、得られづらかったはずです。
その原因は、それぞれのソーシャルメディアが比較的内に閉じた性格を持っていたため、メディア単体で考えると、あまりにも規模が小さかったからであったり、一般的に費用対効果が曖昧といわれるマスマーケティングに対するウェブマーケティングであるべきはずなのに、上述の消費者目線や相互対話といった「漠然とした価値」しか見い出せなかったからでもあります。
とはいえ、ウェブを使ったプロモーションを売る立場の人間は、そういった新しい感覚の手法を、さも効果が期待できるかのように吹聴していたでしょう。また、特に新しさや最先端が「漠然と」求められる、企業のウェブプロモーション担当者も、代わり映えのしないバナー広告に頼ったプロモーションだけでは何かと社内的な居心地の悪さがあるのか、そういった手法を試してみたりしていたから、ある程度商売として成り立っていたのだとは思います。が、それもたいした規模にはなり得ていません。
閑話休題。
一方で、昨今のソーシャルメディアはというと、各々のサービスの垣根を越えて相互に乗り入れつつ成長し始めた結果、リーチは飛躍的に拡大し、かつてないほど瞬間的な情報伝播力、リアルタイム性を持ち始めています。
伝播力、リアルタイム性という点については、twitterというサービス自身の特性も大きく寄与していますが、それに加えて、例えば、いくつも出現している、複数のソーシャルメディアでの自分の発言をまとめて配信するサービスやツールであったり、twitterとブログやSNSも、RSSなどを通じて、相互に情報を流通させ合うといった利用が普通になってきていますから、たった一度でも、何かのメディアに向けて発言をすることによって、それは、ソーシャルメディアという巨大な空間に露出されることになります。またソーシャルメディアの利用自体も、スマートフォンなどの普及により、より日常的に更新しやすいインフラが整い、リアルタイムな状況報告も容易になったりと、「相互乗り入れによるリーチ拡大」と「瞬間的な伝播力」「リアルタイム性」において、大きな価値が生まれているわけです。
さて、ここで、マスマーケティング・SEMと、ソーシャルメディアマーケティングの違いについて触れておきたいと思います。
SEMは、それほど古いマーケティング手法ではありませんが、比較的いろいろな企業が、現在も有効に活用している手法です。それはなぜかというと、マーケティング担当者の思考的に、従来からのマスマーケティングと極端に大きな違いのないものであったという点が重要です。
効果測定への感覚の違いはありますが、マスマーケティングとSEMには、企業からの一方的な思考によって、どのタイミングでも開始、中止、終了でき、お金さえ掛ければ、一定の効果が比較的短いスパンで期待できるという共通点があります。
一方で、ソーシャルメディアマーケティングは(昨今話題になっているのはほとんどがtwitterを中心したマーケティングですから、あえてtwitterに限定した話をしますが)、たとえば、企業がアカウントを開いたからといって、他の多くの利用者にフォローされなければ、全く意味をなしませんし、お金さえ払えば、数万件単位のフォロワーをつけられるという類のものでもありません。
また、UCCのように、ボットなどを使った一方通行の配信が成立しづらいのは、事件の経過を見れば容易に理解出来ることでしょう。
ソーシャルメディアマーケティングは、従来の企業のマーケティング、特にプロモーションに取って代わるものにはなり得ません。
より正確に伝えるとするならば、ソーシャルメディアを、商品やサービスに関するプロモーション・販売促進のみを目的として、狙って活用することは、将来的には、困難になるだろうと言うべきかもしれません(「将来的には」という意味は後述します)。
企業がソーシャルメディアマーケティングを考えるにあたっては、上述の通り、たとえ企業のアカウントであっても、一方的な情報発信が通用しません。つまり、他の利用者に、企業のアカウントや発言、または存在を「求められる」状態を作り出さなければならないのです。※例外として、既に多くのファンを獲得している企業やサービス、商品であれば、こういった類の使い方もある程度は可能でしょうが。
それにあたっては、大前提として、他の利用者と同じく、中長期的に情報を発信し、相互にコミュニケーションを取ることが求められるはずですから、その前提で考えれば、つまりは、従来の「このサービスを始めたい。すぐに売上を立てたい。だからプロモーションをしないとけない。どういう手段でやろうか?」という思考ロジックが成り立たないということです。
もちろん、短期的な活用も不可能ではありません。それにあたっては、企業とフォロワー相互にメリットがあることや、従来のウェブプロモーションの成功事例よろしく、多くの人に「面白がられる」ことが、重要というよりも、必須条件になると考えられます。
これらの最近の事例の一部を挙げるとすると、
といったものがあります。いずれも、面白がられた結果盛り上がったものや、知識や情報といった抽象的なもの以外に、具体的に利用者自身にメリットがあるケースです。
ただ、これらは、ソーシャルメディアマーケティングの本質を十分に活用したものとは言い難いのではないか、というのが率直な感覚です。
twitterを使っているという点以外においては、企画自体はありがちなものですし、例えば、前者二つについては、媒体が数年前のmixiであっても同じような取り組みが出来るでしょう。フォロワー数割引は、twitterという存在がこの瞬間劇的に盛り上がっているからこそ、多くのメディアにその取り組み自体が取り上げられた結果の成功と言えますし、大名なうも、それらのやり取りを公開すること自体が成功にいたったマスト条件というわけでもなく、極端に言ってしまえば、むしろダイレクトメールや電話でのやり取りを活用した方が、お互いにスムーズであるとも感じられます。道案内なんていうのは利便性を考えると特にそうですし、いずれ面白がられなくもなるでしょう。
いずれも、伝播力というソーシャルメディアの新しい価値も成功の一因となっていることは確かです。しかし、意図してそれを活用出来るのは、競合が少なく、急激に盛り上がりを見せているという土壌あってこそのものだと考えます。今は一定の成果が得られるかもしれませんが、これまでの既存の思考ロジックでの活用では、そう遠くない将来に、おそらく限界がやってくるはずです。これが、将来的には難しいだろう、と上述した背景です。
ソーシャルメディアに関するニュースや話題は、日ごろからtwitterやブログなどのソーシャルメディアを利用し続け圧倒的多数に支持されている、いわゆるインフルエンサーが発信したものが何かのきっかけで爆発的に広まった結果、他のメディアにも取り上げられたために僕たちの元にまで届けられた、というケースも多くありますから、それらを鵜呑みにした安易な活用は、なかなか成功しないでしょう。
マスマーケティングやSEMなどのように、普遍的かつ効果的な手法として確立出来るかどうかは、これから見守りつつ試行錯誤するとして、まずは、ソーシャルメディアを使って何かをしよう、しないといけないという発想から脱却し、第一歩として、ソーシャルメディアという巨大な空間に、自分、あるいは自分たちの存在を確立するという目標から始めることが適切なのかもしれません。
その結果として、そのソーシャルメディアにおける自分の存在自体が、マーケティングとして活用できる価値あるものになっていく、という類のものであるようにも感じます。
なお、本稿は、ソーシャルメディアマーケティングにおいても、比較的、プロモーションという目的に寄った視点で論じています。既存顧客の囲い込みや商品開発・改善、カスタマーサポートなどでの活用事例というのは、今後も順調に増えてくるのではないかとも考えています。
仕事において、自分の守備範囲が広ければ広いほど、大小いろいろな種類のタスクが手元にプールされてしまうものですが、デキるビジネスパーソンは、一様に、自分なりのタスク管理法を確立しているものですよね。
僕は、IT業界にいますので、基本的に仕事ではPCとにらめっこしていることが多いのですが、成功している人や、きっちりとしたアウトプットを成果として上げている人と話すと、意外と、タスク管理は基本的にノートや手帳など、紙に書くという行為を使っている人が多いようです。なんででしょうね。書くという行為は重要なんでしょうか。
さて、そんな中、自分はというと、完全にそういう人たちとは逆行していまして、PCの中でタスク管理を完結させちゃっています。まあ、自分にあった管理術で運用するのが一番ということで。
といっても、リマインダーツールのようなものを使ったりとか、工数管理ツールのようなものを使ったりということはほとんどしておりませんでして、毎日自分宛に日報を送るという行為で、それらを補っています。PC管理だけど、かなりアナログなイメージですね。
本当に、非常に単純でして、
- その日に対応完了したタスクの一覧
- 今日やる予定のタスクの一覧
- 明日以降やらなければいけないタスクの一覧
- 自分がボールを持っているもので優先度の高いもの
- その中で、期日の迫っているもの
- その中で、期日がまだ先のもの
- 自分がボールを持っているもので優先度の低いもの
- 誰かに依頼している最中のもの(期限近くなれば、その人にリマインドしないといけない、という自分のタスク)
- やってもやらなくてもいいけど、やった方がいいと思われるタスクの一覧
- プライベートなタスクの一覧
- ちょっとしたメモ
みたいな感じで、箇条書きレベルでタスクを書きだしているだけです。
毎朝それらのタスクのうち、今日中にやるべきものをピックアップし、朝から夜までにどういう順番で対応するかを検討して、並び変える。一つタスクが終わるごとに、今日やる予定タスクの一覧から、その日に対応完了したタスクの一覧にカット&ペーストして移動していきます。
タスク管理について書いてあるいろんな本をちら見することがありますが、概ね、紙に書いたタスクリストに、終わったものから斜線を引いて……みたいなことが書いてありますが、ようは同じような行為をメールベースでしているだけですね。
一日の終わりに、体裁を少し整えて、自分宛にメールを送っておくんですが、紙と違って履歴がウェブ上に残りますので、なんかのタスクをいつ対応したのか、といったことを振り返るときなんかは便利です。
また、プライベートタスクまで含めて日報管理することと、リマインドタスクまで、しっかり管理することも、意識して実行していることの一つです。プライベートはなあなあになりがちですが、仕事のついでに一緒にこなせるようなタスクも割と多くあります。使う脳を区別してしまうと、たとえば、単純な「銀行に行く」というタスクでも、仕事とプライベートと別々に予定を組んでしまったりしがちですので、仕事のタスクと一緒に管理して計画する方が、最終的に時間を有効活用出来ます。
さて、紙でもメールでも一緒ですが、こういった管理をしていて困るのが、やってもやらなくてもいいけど、やった方がいいのは確かなのでいつかやろうと思ってはいるものの、いつまでも未着手のままリストに残り続けているようなタスク。困ったものです。
こういった類のタスクは、気がつくと、一カ月、二カ月、半年と残り続けているようなものもあったりしまして、日報を見るたびに、憂鬱な気持ちにさせられてしまいます。
そういったタスクはたいてい、所詮数カ月放置されていても誰からも突っ込みを受けないようなレベルのものですから、毎回モチベーションを下げられるよりは、思い切って闇に葬ってしまうのが一番ということで、たまに掃除しているんですが、実際これが一番良い判断だろうなと感じます。
仕事がデキる人は、やった方が良さそうなタスクを全てをやりきっているのではなく、最大限の効果を挙げるであろうタスクに重点を置いて、やってもやらなくてもいいようなタスクは、はなからやろうとしないし、そうすることで限りある時間を最大限有効に活用出来ているはずなんですよね。毎日のように残業している人とそうでない人の違いもそこだろうなぁと感じます。
と……いうことで、今回、気付くと半年近く眠り続けていたタスクもありましたので、ほとんど思い切って捨てました。捨ててやったぜ。
だいぶ抱え込んでいたなぁと反省。明日から気持ちよく仕事が出来そうです。
先日久しぶりに新しい自分の媒体をリリースしたので、新しいキーワードの毎日の順位チェックという日課が出来て無邪気に楽しんでいます。
さて、昨年からのSEO動向では、被リンク、特に人為的に操作されているような被リンクの効果が随分落ちているような気配や、そういった話題を目にすることが多かったですし、自分自身もそう感じていますが、とはいえ…とはいえ……、やはり被リンクの効果は絶大だなぁと改めて実感しています。
今僕が持っている新しい媒体は、この約一カ月で、比較的安定運用されている、そこそこのオーソリティサイトからの自然な発リンクが数本(二桁に行かない位)、こちらもそこそこのオーソリティサイトである自社媒体からのリンクが数本(同じく二桁に行かない位)、後は自然増する一般ユーザーのブログなどからの発リンクが数十本といったレベルの被リンクを獲得しています。
この程度ですし、htmlソースもそれほどきれいなものではなく、ソース上部にはガッツリと文書構造を乱すようなプログラムも挿入されちゃっていますが、中規模クラスの複合ワードや単体ワードで上位表示がなされ始めているようでした。
特に顕著なのがGoogleです。フッターリンクが軽視されつつあるというのが、ケースバイケースだったのか、あるいは、他の自然な発リンクが、適切に認められた結果なのかは判断付きませんが、合わせ技での効果は少なからずあるであろうという前提での取り組むことについては全く問題なし、という現状理解でよろしいようです。
ちなみに、同じタイミングで、関連キーワードの詰め込みや出現率なんかを意図した修正もしていましたので、多少こちらの影響もあったのでしょう。
スパムさえしなければ、古典的なド直球SEOでも、まだまだ行けますねぇ。
いとをかし。
ところで、yahoo!で上位表示されていないというのは、そもそもy!クローラの性能不足のような気がしてなりません。
というのも、そもそもトップページがきちんとインデックスされていなかったりするので……。
と、効果が出ないと、すぐに検索エンジンの不具合とか性能のせいにしちゃう悪い癖がなおらない人、いませんか?
1月の世界ブラウザシェア争いで、Google Chromeが、IE、FFの2強からシェアを奪い取ったというニュース。
Safariを抜きさり、シェアも5%に到達ですって。
登場したときは一気に行くかなーと期待していたんですが、以外に時間がかかりましたね。といっても、はじめてのお目見えが、2008年の9月位だったと思いますので、普通の感覚から言うと、驚異的なスピードではあります。
IEの牙城を崩そうと頑張っているFireFoxとは、現時点では、割とすみ分けしているようにも感じています。
アドオンで自由にカスタマイズでき、その選択肢が膨大ながFireFox、特別なアウトプットを必要としなければ、デフォルト状態でもとにかく実行スピードが速く、待ったくストレスのないChrome、といったところでしょうか。
まあ、どのブラウザもカスタマイズして使うのをあまり好まない人間(僕)の書き散らすことですので、悪しからずというところで。
IEの8.0は使ってみたことがないんですが、どんなもんなんでしょうね。
PCは持っているけどブラウザという言葉すら知らないうちの妹みたいなユーザーはまだまだ非常に多いでしょうし、それらが急激に減ることもないでしょうから、Chromeがここからさらに伸びるのにどれぐらいの年月がかかるのかは分かりませんが、メインブラウザがChromeのユーザーとしては、頑張ってほしいもんです。
こうなってくると、Google Chrome OSが気になるところです。まだかなー。
昨年の春ごろの話ですが、不況真っただ中の煽りを受ける形で、取引先の会社が倒産しました。
倒産という言葉をテレビのニュースで聞いても「大変だなぁ」「不況だなぁ」「社員の家族まで路頭に迷うのかなぁ」ぐらいの感想を持つ程度で終わっていましたが、いざ、実際にそうやって取引のある会社が倒産してしまうと、それらが意味することをとても実感したものです。
取引先(うちの場合は買掛先でした)が倒産するなんてことは、初めてでしたので、随分前の話になりますが、「http://kanpoo.jp/search.cgi/d:20100128/q:破産者」こんなサイトがリリースされているのを見まして、ふと思い出したもので、倒産するとどういうことが起こるのか、を記しておきたいと思います。
倒産した会社を便宜上A社とします。
払わなければいけなかったお金の行方は?
買掛先が倒産しましたから、支払代金を払う先がなくなってしまいます。はて、困った。
もしかして、トンズラOK!? いや、んなわけなかった。
債権者からの連絡
取引先に対して、債権を持っている数件の企業から、直接うちに連絡が来ました。
どこでうちがA社に対して債務を負っているのを知ったのかはまったく分かりませんが、それらの企業の言い分としては、「うちはこれだけの債権をA社に対して持っている。貴社のA者に対する債務は、うちに払う義務があります。もし、うち以外に支払った場合は、全て無効となります。」
何も知らなかったら、うっかり支払っていたかもしれません。
破産管財人という存在
破産手続が開始されると、破産者は財産を管理処分する権限を失います。
それらの財産を清算するとともに、債権者に対し、公平な分配をしなければなりませんが、それらの役目を負うのが、破産管財人という存在です。管財人は、裁判所によって選ばれます。
A社に連絡が取れない!?
倒産し、破産管財人が決まると、A社とは直接連絡を取ることが出来なくなります。社長に事実確認をしようとしても、「どんなことでも話してはいけない」という風に強く言われるそうで、何も聞き出すことが出来ません。債権者から連絡が来てるんだけどどうすれば……といったことにも、返事はもらえませんでした。
破産管財人からの問い合わせ
数社の債権者から連絡が来てから少し遅れて、破産管財人を名乗る人から連絡がきました。が、電話連絡でしたから、本当にその人が管財人なのかどうかの確認も取れない状態でした。基本信用しましたが。債務額やどういう業務内容であったかなどの確認が行われました。
結局お金はどこに支払えばいいの?
A社に支払うことが出来なくなったのは上述の通りですが、では、直接連絡の来た債権者に支払うのがよいのか、あるいは破産管財人に支払うことになるのか。答えは後者ですが、間違って前者に支払ってしまった場合も無効だそうです。破産管財人からの連絡の方が大変遅かったですから、これも、何も知らないうっかり屋さんは要注意です。いかにももっともらしい書類が郵送されてきますから。
倒産すると、自社の人間だけでなく、関係各位にも影響があるということです。当然ですけど。
先ほどのエントリーでRSSという言葉を使って、ふと考えたこと。
RSSといえば、ブログというサービスが日本に流入してきた当時、非常に新鮮味を持って興味を持たれた言葉でしたが、今やすっかり一般的になりましたね。
RSSリーダなんかのツールが出てきたときは、その後のインターネット業界に相当なインパクトを与えるだろうなんてことも言われていましたが、リーダを使うユーザの規模はそれほど伸びず。インターネット白書なんかを見ても、インターネット利用者の数%とかしか使ってないといったデータがあったように思います。
自分自身も含めて、リーダを使ってるユーザの口からは「RSSの量が多すぎて結局見ない」みたいな声が聞こえてきます。いまだに一応リーダを使ってはいまして、購読するRSSは相当絞ってはいるものの、しばしばそういうジレンマに陥ります。読まずに捨てる勇気を持てるようになったので変な苦労はないですけれど。上手に使ってる人も大勢いらっしゃるのでしょうけれど、そこらへんがスタンダードになりえない理由の一つなんでしょうね。
さて、しかしながら、RSSという技術自体は、今でもとても多くのサービスで使われているわけです。
単純に、ユーザーがRSSというものに興味を示して、自分でいろいろなRSSを収集して、RSSリーダで購読する、という当初描かれていた使い方よりも、一般のユーザが気付かないであろう、たくさんの裏方の部分でこの技術が活用されている、という現状。もちろん、そういう使い方も含めて、いろんな可能性があるということで騒がれていたわけですが、目に見えるプロダクトの部分がこんなにも伸びないとは、なかなか予想できなかった。少なくとも僕は。
新しい技術や概念というものに接したとき、人はどうしてもその表面的な機能や役割から、それらの使用方法を想像してしまうというということなんでしょうね。言うは易しですが、いわゆる、本質を見ぬけていないという状態。
数年前まで、僕自身も、サービス企画のコンサルティングや提案営業を生業としていましたが、そこで発する言葉や、提案書に盛り込む内容も、今思えば、本質までたどり着いた上で表現していたものではなかったなぁと。当時はそれはそれで一生懸命ロジックを組み立てて発言していて、それが間違っているなんて思いもしなかったわけで。
分かってれば出来るような易しいものなら苦労はしない、でも、分かってないと絶対できない、ということで、今後もどんどん出てくるであろう、そういった新しい技術や概念、言葉、初めて触れる世界感に相対するときは、そういう意識を持たないといけないなと、ふと思ったので記しました。
次の5年は、また、どんな変化があるでしょうか。
昨年初頭に起こった、Google自身がGoogleのポリシー違反をやっちゃって、Googleのページランクを大幅に下げちゃった事件(9⇒4だったかな)、数日前に気がついたのですが、ページランクが8に復旧してますね。
ネットをあさっていると、2009年暮れのページランク更新の際に戻ったそうです。ほぼ丸1年ですね。
まあ、Google自身にとって、ページランクを下げたところで何の実害もないんでし、僕らにとっても何の影響もないわけですが、面白かったニュースの続報ということで。
SEO系のRSS取ってても全然気付かなかったのだけど、誰も触れなかったのかな。
いや、年末年始でRSSがたまりすぎてて気づかなかっただけかも。
google chrome 4 安定版リリース
さっそくインストールしてみましたが、なんかものすごいいい感じ。かなり速いなった?
// 深夜帯である、今、ここ10分位しかつかってないので、なんとも言えませんけど、多分相当速い
壁紙とかデフォルトに戻っちゃいましたけど……。
ブラウザのシェア争いといえば、FireFoxが、さらに相当シェアを伸ばしている様子。
リリース間もないChromeは、まだ全然みたいですけど、ここ2,3年以内にIEの牙城が崩れそうですねぇ。
超シンプルに、ウェブサービスを企画しようとする人に向けた企画術をご紹介しようと思います。超シンプルです。
ウェブサービスって、ポンポン作るのはいいけど、スタートでずっこけたり、あるいは最初だけ評判になるけど、即効でだれも使わなくなったりってことが多いですよね。最近は、そういう類のサービスが有象無象。
ということで、ウェブサービスを作るぞ! コミュニティサイトを盛り上げるぞ! と意気込む企画担当者の方に、これだけのポイントは抑えておいてねということを書きます。
ついでに、ものすごく当たり前のことの羅列です。が、ほとんどの場合はこれらを無視して失敗しています。
ターゲットを絞る
こういう言葉を聞くと拒否反応示す方がいますが、そういう企画担当者からは、成功するサービスは生まれづらいです。
ターゲットユーザーなんて、とにかく広げられるだけ広げて、たくさん囲い込んだ方が得でしょうという反応が返ってきそうですが、今回の趣旨から言うと答えは「否」です。
あくまで、「立ち上げに失敗しない」というのが肝ですから、まずは、確実に訴求できるターゲットだけを見つめてください。
このとき、ターゲット層だけでなく、初動で集客するユーザー規模にも欲を出さないことが肝心です。
とにかく、小さく、少なく、狭い範囲を対象にということです。
サービス(機能)を限定する
これはだいぶ浸透してきた感がありますが、非常に重要です。ターゲットを絞った後は提供するモノも絞る必要があります。
あれもこれも出来るサイト、というのはアウトプットが不明瞭になりがちですから、ブランドも認知されていない状態で、通りすがりの訪問者の心をつかむのは非常に難しいです。
逆に、「このサイトはこれができるサイトなんだ」と、ほんの2,3秒通りがかった訪問者に認知させることができれば勝ちです。
そもそも、そういうことをしたいユーザーにターゲットを絞っているわけですから。
絞ったサービスを洗練する
これは高機能にするという意味ではありません。とにかく、絞りに絞ったサービスですから、そのサービスをいかに簡単に、いかに分かりやすく利用できるかという意味で、使い勝手ですとか、UIを洗練する必要があります。限定されたサービスを使う、限定された人に特化した、使い勝手を考えるわけです。
ターゲットを絞って、そのターゲットだけに向けたサービスを考えて、そのターゲットがそのサービスを使うためだけに考えられたUIを提供する。
ユーザーに、誰にでも汎用的に広く使える一般的なサービスとは違って、自分だけに特化して作られた、まるでオーダーメイドの製品のような錯覚すら起こさせるんだ! 位の勢いで、考えてみてください。
基本的にはこの3点を必ず満たす必要があります。たったそれだけと思いますけど、いざ何かを作ろうとすると、いろんな邪念が出てくるものです。
とにかく、自分の頭のアイデアを、絞って、限定して、洗練する。
こういった考え方は、特に、人の集合体で成り立つコミュニティサービスに強く言えることだなぁと、感じます。
と、いうことで、これで初動のユーザー獲得は万事OK!
大成功したサービスはどれもそうですが、大成功した後の姿しか、多くの人の目には止まりませんが、大成功する前から、まったく同じサービスを提供していたかと振り返ってみると、多くの場合はそうではありません。しかしながら、成功体験を持たないと、なかなかそれに気づきづらい。
どうでしょう? 企画屋さんは、ぜひ、過去の自分のアウトプットを振り返ってみてもらえればと思います。
さて、ここから必要なのが、根気よく、日々そのサービスを見守り続ける愛情と、ユーザーの拡大に応じた多様性付加のタイミングの見極めということになります。
ここらへんの話はまたいずれ。
随分前から気になってたんですが、当サイトをMTに移行したタイミング? かなんかで、URLが、www.enjoy-com.comから、enjoy-com.comになってしまっていまして。
SEO的にもよろしくないですし、はてブなんかも別々に認識されていますので(んな理由で、サイドバーのアレも、旧サイトみたいな感じで書いちゃってたんですが……)、301リダイレクトかけて、www付きURLに統一しました。
超今さらですけど。
過去、頑張ってFPNとかに投稿してた時の遺産もwww付きの方が多いでしょうしね。。。
ということで、.htaccessによるwww付きドメインへの301リダイレクトの記述方法は以下です。
.htaccessというファイルを作り(拡張子不要)、ファイル中に以下の内容を記述し(url以外コピペでOK!)
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^(enjoy-com\.com)(:80)?
RewriteRule ^(.*) http://www.enjoy-com.com/$1 [R=301,L]
リダイレクトさせたいディレクトリにアップするだけ。
ものすごい前からやらなきゃと思いつつ、ものすごい放置してました。
プライベートなサイトは手抜きすぎてダメですね。
ということで、改めてURLが、http://www.enjoy-com.comとなりましたので、よろしくどうぞ。
